2026年6月8日、Wrestlenomicsのブランドン・サーストン氏は、今週行われる予定だったWWEおよびTKOホールディングスを巡る訴訟が棄却され、原告とTKOが和解したことを報告した。
大量解雇問題やレッスルマニアでの大量のセレブ起用問題、さらにはレスナーの引退騒動などで混沌としていたWWEだが、実はUFCとの合併問題を巡り、古くからの株主によって訴訟を起こされていたようである。
原告側は、WWEのオーナーだったビンス・マクマホン氏が2023年、意図的にエンデバー社のアリ・エマニュエル氏に有利な形で買収を進めたとして訴訟を提起していた。
そして今週、本来であれば原告とTKOの間で裁判が行われ、ビンス・マクマホン氏、WWE社長のニック・カーン氏、さらにはトリプルHらが証人席に立ち、証言を行う予定だったとされている。
しかし、法廷が開かれる予定だったデラウェア州衡平法裁判所の裁判所事務官タマラ・バートン氏は、原告とTKOが和解に応じたことで訴訟問題が解決したと報告した。
裁判所の声明によると、「当事者の要請により、裁判は中止される。当事者は、適切な時期に和解案を裁判所へ提出し、承認を求める旨を裁判所に伝えた」と記されていたという。
具体的な和解金額については公表されていない。
一方で、インフルエンサーであり、プロレス関連の配信チャンネルにも深く関わっているジェームズ・ロメロ氏は、自身のYouTubeチャンネル内で、「ビンス・マクマホン氏がジャネル・グラント氏との性的訴訟問題を掘り起こされることを恐れ、金銭を支払う形で和解したのではないか」との見解を示している。
ただし、この発言については現時点で裏付けはなく、真偽は不明である。
いずれにせよ、これでWWEとTKOにとって大きな懸案の一つが解決したことになるだろう。
今後、和解内容の詳細が明らかになるのかにも注目が集まりそうだ。