かつて、nWoなどの画期的なユニットや、クロウ・スティングといったスーパースターを生み出し、一時はWWFを追い詰めたWCWを代表する敏腕ブッカーにして、同団体の代表でもあったエリック・ビショフ。
WCWが買収されて以降は、2000年代のWWEに登場。
RAWを支配する悪徳GMとして悪辣な限りを尽くし、多くのファンからヘイトを集めた。
その後、2021年3月18日、WWE殿堂への殿堂入りが発表。
現在は、WWEを題材にした多くのドキュメンタリー番組などに出演している。
そんなビショフは、自身が運営するポッドキャスト番組「83 Weeks with Eric Bischoff」の中で、2026年6月6日に配信された動画「Why The nWo Still Matters | Eric Bischoff & Ariel Helwani | 83 Weeks」に出演した。
この動画の中でビショフは、インターネット上のプロレスファンについて、「インターネットのプロレスコミュニティは、全体として、ある意味でこの地球上で最も知的な活動形態の一つだと思う。」と賞賛した。
しかし一方で、SNSのコメント文化については否定的な見解を示している。
「Why The nWo Still Matters | Eric Bischoff & Ariel Helwani | 83 Weeks」では以下のようにSNS文化を批判した。
「もちろん全員ではないぞ。この番組を聴いている人たちは、少なくとも世の中で最も賢いプロレスファンだと私はよく言っている。しかしだ、SNS全般に言えることだが、プロレスに限った話ではないがね…SNS上の大衆の声は、知的レベルが最も低く、最も無知な人たちばかりだ。」
さらに、現在WWE社長であり、親会社TKOグループの役員でもあるニック・カーンが語った、「我々はSNS上の批判には一切対応せず、彼らの意見も取り入れない」という考え方にも賛同した。
ビショフは次のようにコメントしている。
「この議論はあまりにも幼稚だ。まるで、こういう人たちは大抵、本当の意味での社会的なつながりがなく、彼らを許容できるのは、人生観や反応を求める対象に関して、彼らと同じくらいひどい人たちだけだ。だからニックの意見に賛成だ。私がSNSを一切信用しないのも同じ理由だ。プロレスに限った話ではない。だからプロレスファンだけを責めているわけではない。」
と前置きしながらも、以下のようにSNSのコメント文化を痛烈に批判した。
「ただ、一体誰がSNSなんか信用するんだ?SNSを信用する奴は馬鹿だ。SNSのコメントの80%を占める底辺層の意見に基づいてプロレスビジネスを構築し、団体を運営していくつもりなら、幸運を祈るしかないだろうね!」
まさにビショフ節が炸裂した発言といえるだろう。
90年代にWCWを率いてWWFと熾烈な視聴率戦争を繰り広げた狡猾な策略家は、現在でも歯に衣着せぬ物言いで注目を集め続けている。
今後、エリック・ビショフがどのような発言をするのか、引き続き注目が集まりそうだ!