大手プロレスニュースサイト『Ringside News』は、2026年7月10日付の記事で、かつてWWEオーナーを務めたビンス・マクマホンとジャネル・グラント氏を巡るセクハラ訴訟について、訴訟が事実上終結したと報じた。
『Ringside News』の創設者であり記者でもあるスティーブ・キャリアーは、コネチカット州連邦裁判所に提出された共同状況報告書の内容に言及。
原告のグラントと、被告であるWWEおよびビンス・マクマホンとの間で、紛争全体を非公開仲裁へ移す合意が締結されたと伝えている。
また、『レスリング・オブザーバー/フィギュア・フォー・オンライン』では、グラントの代理人であるアン・カリス弁護士が提出した合意文書の内容が報じられた。
「裁判所の2026年7月13日付命令(ECF No.151)に基づき、原告ジャネル・グラント、被告ワールド・レスリング・エンターテインメントLLC、および被告ヴィンセント・K・マクマホン(以下、総称して『当事者』)は、当事者間で紛争を仲裁に付託する合意を締結したことを共同で報告する。当該合意に基づき、原告は5営業日以内に、残る両被告に対する訴訟を全面的に却下する旨の合意書を作成し、提出するものとする。ただし、当事者が仲裁において自らの主張および抗弁を追求する権利は損なわれない」
この合意により、訴訟手続きは終了し、今後は非公開仲裁で紛争が進められる見通しとなった。
ビンスの辞任につながった一連のセクハラ問題は、大きな転機を迎えた形だ。
この動きを受け、一部ではビンスの今後についてもさまざまな憶測が飛び交っている。
過去にこの問題を取り上げてきたプロレス系配信チャンネルにも関わるインフルエンサーのジェームズ・ロメロは、「来年のWWE殿堂入りでビンスが選出され、その場で復帰する可能性がある」との見解を示していた。
仲裁の結果や今後の動きを含め、ビンス・マクマホンの去就には引き続き注目が集まりそうだ。