WWEを基礎から学ぼう

1、WWEとは?

1-1 世界一のプロレス団体

WWEは何となく聞いたことあるけどよくわからない、日本のプロレスは見るけど、アメリカのプロレスは見る機会がないという方も多いと思います。そこでWWEはどういうプロレス団体なのかを、まずはご説明したいと思います。

WWEはWorld Wrestling Entertainmentの略で、アメリカに本拠地を構えるプロレスの団体です。日本だと新日本プロレス、NOAH、DDTなど様々な団体がありますが、新日本プロレスがダントツで一番です。日本では数ある中で、新日本プロレスが完全に一強だと言われていますが、世界で見るとWWEがダントツで一番です。

この一番というのは、団体の売上規模で表します。現在絶好調の新日本プロレスの年間売上は約35億円と言われていますが、WWEの年間売上は約750億円です。実に新日本プロレスの20倍以上の大きさになるのです。

なぜここまで大きいのかというと、WWEは上場企業でもあり、マーケットがアメリカだけでなく世界規模だからです。世界中に放送されているのはもちろんですが、毎年海外へツアーも行っています。日本、オーストラリア、ヨーロッパなどをまわっています。

そして団体の売上が高いということは、もちろん選手の年俸も高いということになります。日本だと高い選手でも年間数千万円と言われていますが、WWEのトップ選手は年間数億円を稼ぎます。ここでも10倍以上の開きがあるのです。

そのため世界各地にいるプロレスラーのほとんどが目指すところはWWEであり、夢を追いかけて世界中から選手が集まってきます。近年では日本人選手も多く在籍しているWWEですが、選手の国籍は様々なのです。

1-2  WWEの基本ワード

WWEを観る上で欠かせないものに、基本ワードがあります。これを知らないと理解できないことがあるため、いくつか解説したいと思います。

まずはWWEスーパースターです。日本だと選手のことをプロレスラーまたはレスラーと言いますが、WWEでは選手のことをスーパースターと言います。これはWWEの放送などでもよく使用される言葉です。

ちなみに女性選手のことを昔はディーバと呼んでいましたが、その名前も現在ではなくなり、男女問わずスーパースターという呼び名で統一されています。

そしてファンのことをWWEユニバースと言います。この言葉もよく使います。例えば選手がリング上から観客に呼びかけるときには、WWEユニバースという言葉で話します。

スーパースターやユニバースなどは、日本のプロレスでは馴染みがない言葉ですが、WWEのことが好きなら、是非とも理解して抑えておきたい言葉です。

他によく使われる言葉だとチャントがあります。日本のプロレスだと観客は試合を楽しむものですが、WWEの場合は試合と同じくらい選手のマイクパフォーマンスを楽しみます。選手同士がリング上で、マイクを使ったやり取りがよく見られます。

そのときに観客も一体となってリング上の選手に向かって呼びかけるのです。これをチャントと言います。「Yes!Yes!」「You suck」などを選手に向かって観客が意思表示をします。

選手によって決まったチャントがあれば、観客オリジナルのサインボードを使って意思を表すこともあります。これは日本のプロレスにはない文化なので、WWEを楽しむ上で欠かせない存在だと言えます。

 

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2、日本のプロレスとの違い

2-1 スタンスの違い

まずプロレスは前提として魅せるものというのがあります。プロレスは受けの美学と言われますが、相手の技を受けてそれ以上に威力のある技で相手を倒すからこそ、本当に強い選手だという考え方です。

この前提は日本もWWEも同じですが、その中でも異なる部分があります。それがプロレスとしてのスタンスの違いです。つまり根本部分は同じで、表面が違うということです。

日本で言えば、例えば新日本プロレスだとストロングスタイルと言って、誰が一番強いのかを競います。技の攻防をお客さんに観せて、試合そのものを楽しんでもらいます。

しかしWWEのプロレスは日本と違い、ショーという認識です。話にストーリー性を持たせて、選手同士の会話だったり、抗争や裏切りだったり、試合以外のストーリーを含めて楽しむのがWWEです。

つまり日本は純粋に試合を楽しみ、アメリカは試合はもちろん、ストーリーとしてこの先どうなるのかワクワク感があり、その決着をつけるために試合があります。どちらが良い悪いではなく、あくまでスタンスが違うということです。

2-2 試合順の認識が違う

日本とWWEではスタンスが違うため、試合順の認識も変わってきます。ただし、その日の注目カードをメインイベントに持ってくるのは同じです。

日本だと第1試合は前座の意味合いが強く若手選手が登場します。そして中堅クラスの選手が出てきて、最後に団体のトップ選手が登場します。

しかしWWEはそうではなく、第1試合から団体のトップ選手が登場することがあります。大きな大会であるPPVであれば、第1試合からタイトルマッチを行うこともあります。なぜならアメリカでは最初の試合を“つかみ”のように捉えているからです。

WWEでは毎週RAWやSmack Down Liveのような番組がありますが、番組の冒頭は必ずマイクを持って誰かが現れて、コメントをするところから番組がスタートします。

番組開始は視聴率に影響するため、重要な位置付けとなっているのです。日本のような第1試合にデビューしたばかりの新人が出ることは、WWEでは考えられないことでしょう。

サバイバーシリーズ2016では、ブロック・レスナー対ゴールドバーグの試合がメインイベントで行われました。この試合はタイトルマッチではないのに、メインイベントになっていたのです。

それには理由があって、超大物選手であるゴールドバーグがWWEに復帰したからです。ちなみにこの大会では、第2試合目にタイトルマッチが行われました。つまり試合順はタイトルマッチかどうかではなく、対戦カードの重要性を考えるのです。

2-3 他の選手が試合に介入する

プロレスの試合では、他の選手が介入することがよくあります。もちろんどちらも反則行為にはなりますが、これも日本とWWEでは少し捉え方が違います。

日本の場合は、試合をする選手の仲間がセコンドにいて、レフェリーの様子を見ながら試合に介入して、ピンチの味方選手を助けたり、相手選手を攻撃したりします。つまり味方を勝たせるために行うのです。

しかしWWEではセコンドがいることは少ないです(一部有り)。そして試合に介入するのは、抗争中の相手であることが多いです。つまり味方を助けるのではなく、敵対している選手の邪魔をするために介入するのです。

この場合は反則となり、介入した時点でゴングが鳴らされます。しかしそんなことはお構いなしに、敵対している選手同士がそのまま乱闘を続けます。これが介入の基本的なパターンです。

2-4 選手のテーマ曲の重要性

プロレスである以上、選手が入場してくるときにはテーマ曲が流れます。日本の場合は、試合の入場と試合後に勝利した選手の曲が流れるのが一般的です。WWEはこれに加えて試合中にも流れることがあります。

例えば先ほどの選手が介入する例だと、A選手とB選手が試合をしているときに、C選手が試合に介入するために舞台裏から登場するとします。このときは試合中であっても、そのC選手のテーマ曲が流れます。

こうすることで誰が入って来るのか観ている人はすぐに気がつきます。大物選手やサプライズで選手が登場したりすると、テーマ曲が流れた段階で会場が盛り上がることになります。これもWWEを楽しむ一つの要素となっています。

 

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3、WWEの番組

3-1 RAWとSmack Down

WWEで絶対に欠かすことができないのが、RAW(ロウ)とSmack Down Live(スマックダウンライブ)という2つの看板番組です。毎週放送されるこの番組でストーリーが進行し、毎月あるPPV大会でストーリーが完結する流れになります。

まずはRAWですが、赤いロゴが特徴です。アメリカ時間の毎週月曜日の夜に放送されることから、Monday Night RAWとも言われています。RAWは1993年にスタートした、現在アメリカで最も長く続いている長寿番組です。

このRAWですが3時間の生放送で行われます。試合からマイクパフォーマンスから全てライブ中継です。だからこそ放送に臨場感があって面白いとも言えます。

一方のSmack Down Liveは青いロゴが特徴です。こちらは2時間番組で毎週火曜日に放送されます。ただしSmack Downも生放送です。もともとは火曜日に収録して、木曜日に放送されていたのですが、2016年からRAWと同じライブ中継に変わりました。

そのタイミングで選手もRAW所属とSmack Down Live所属に完全に分かれています。これも当初は同じ選手が両番組に出演していたのですが、2016年にSmack Downが生放送に変わったタイミングで、選手も分けることになりました。

そのためRAWとSmack Down Liveは、出場している選手が違い、お互いに交わることがありません。もちろんストーリーも2つで全く違ってきます。つまり週に2回も違ったWWEを楽しむことができるということです。

3-2  NXT

この2大看板番組とは別に、2010年から始まったのがNXTです。この番組はRAWとSmack Down Liveとは違い、WWEに所属する若手選手が出場しています。つまりRAWとSmack Down Liveは1軍であるなら、NXTは若手を育成する2軍という位置付けです。

WWEに加入した選手のほとんどはNXTからデビューします。最近日本から移籍した中邑真輔、ビデオ・イタミ、ASUKA、カイリ・セインなどはみんなNXTからスタートしています。

ただし同じく日本で活躍したAJスタイルズは、NXTを通らずにいきなり1軍でデビューしました。これは彼がアメリカでも日本でも実績を残してきたからであり、特別な例だと言えるでしょう。

通常はNXTで結果を残したら、RAWもしくはSmack Down Liveに昇格することができます。中邑真輔はNXTでチャンピオンになったため、2017年4月にSmack Downデビューを果たしました。

WWEの中でも高い年俸をもらっているのは、当然ながら1軍の選手であり、NXTは成功するためのあくまでも通過点に過ぎないという認識です。

 

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4、PPV大会

4-1.PPV大会とは

WWEを楽しむために看板番組と同じくらい欠かせないのがPPV大会です。RAWやSmack Down Liveとは別のイベントであり、タイトルマッチや注目カードが組まれるのがPPV大会となります。

毎週の番組でストーリーが進行して、月に一回ペースで開催されるPPV大会が総決算となり、そのためRAWやSmack Down Liveはマイクパフォーマンスなどを含めたストーリーを楽しむのに対して、PPV大会は面白い試合が観ることができます。

そして必ず日曜日に行われます(日本時間だと月曜日の午前中)。そのためRAWの選手は、PPVで激しい試合をした後の24時間後、月曜日の夜にRAWのライブ放送があります。WWEスーパースターが過酷だと言われる所以はそこにあります。

PPVとはペイパービューの略であり、観るためにその都度課金することを言います。年にいくつかあるWWEの大きなイベントを総称してPPVと言われます。

昔は大きなイベントをテレビで観たいなら、1大会ごとに2,000円〜3,000円を支払っていました。日本でも同様にWWEのPPV大会はスカパーで放送されており、その都度支払っていました。

しかし2014年からWWEネットワークが始まり、日本でも2016年1月から加入できるようになりました。これにより月額9.99ドルでPPV大会は全てライブで観ることができるようになっています。

このようなビッグマッチは日本でもあり、新日本プロレスだとシリーズ最終戦だったり、大きな会場である東京ドームや両国国技館などで開催されることもあります。

昔は新日本プロレスでも、ビッグマッチを観るためにはスカパーのPPVで、その都度支払っていましたが、最近では新日本プロレスワールドが始まって、月額999円で観ることができるようになりました。WWEもそれと同じです。

4-2. PPV大会はブランド合同で開催される

日本のプロレスでは、ビッグマッチのことを後楽園ホール大会などのように、会場名や地域の名前で大会が呼ばれることが多いです。しかしWWEは全て大会名が決まっており、ほとんどその名前で呼ばれることになります。

PPV大会は毎月1回のペースで、年間12回開催されます。2016年にRAWとSmack Down Liveのブランド分割が行われたため番組はそれぞれで行われていますが、現在では両ブランド合同でPPV大会が開催されています。

そのため選手があふれてしまうため、毎回出場できない選手が出てきてしまいます。それまではPPVもブランド別で開催されていたため、ほとんどの選手が出場できていました。

しかしWWEは2018年5月のバックラッシュ以降、全てのPPVをブランド合同での開催にすると発表しました。このような決断に至った背景は、コストカットが原因のようです。

またブランド合同で行われることによって年間のPPVの数は減ったものの、両ブランドからそれぞれカードを持ち寄るため、1つのイベントの内容は濃くなりました。そのためPPVを合同で開催するメリットもあるのです。

4-3.PPVの種類

2016年以降ブランド別での開催となったのですが、その中には両ブランド共通して開催される大会があります。それが4大PPV大会と呼ばれるものです。

この4つに関してはPPV大会の中でも一際大きな大会になるため、両ブランドが合同で開催されます。両選手が揃って一つのPPV大会が作られるため、当然ながら対戦カードも豪華です。

WWEのPPVの中でも最大のイベントが、4月に開催されるレッスルマニアです。大きなスタジアムで約10万人の大規模で開催されるため、普段WWEに出演していない選手、OB選手などが揃うことになります。年に1度のお祭りのようなイベントです。

その次に大きいのが8月のサマースラムです。レッスルマニアほどではありませんが、ここでも豪華な対戦カードが組まれたりします。あとは1月のロイヤルランブルと11月のサバイバーシリーズです。

毎年最初に開催されるPPV大会がロイヤルランブルです。これは30人の選手が1分置きに1人ずつリングインする、時間差バトルロイヤルのことです。優勝者はレッスルマニアのメインイベントで、WWEチャンピオンシップに挑戦できる権利が与えられます。

このような普段とは違う試合形式があることもPPV大会の魅力だと言えます。4大PPV以外にも様々な大会があり、それぞれにテーマがあります。

有名なところだと、「マネーインザバンク」「ヘルインアセル」「TLC」「エクストリームルールズ」などがあります。もし同じ選手同士の対戦カードだったとしても、ルールが違う新鮮な試合を観ることができます。このような飽きさせない工夫がWWEにはあるのです。

 

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5、WWEのタイトル

5-1 タイトルの種類

日本のプロレスと同じでWWEにもタイトルがあります。チャンピオンベルトを賭けて戦い、負けるとタイトルが相手選手に移動します。この辺りは日本と変わらないでしょう。

日本であれば団体にチャンピオンは一人ですが、WWEでは様々な種類のタイトルがあります。そういう意味で言えば、新日本プロレスも同じだと言えるでしょうか。

WWEで最も権威があるタイトルが、WWE世界ヘビー級チャンピオンです。WWEにいる選手はこのタイトルが欲しくて、頑張っているのです。現在はSmack Down Liveの選手が保持しています。

しかし2016年にRAWとSmack Down Liveのブランド分割が行われたため、それだとRAWの選手には、タイトルを獲得するチャンスがありません。そこでRAWの選手のために新しくユニバーサルチャンピオンが新設されました。

つまり現在ではSmack Down Liveのチャンピオンが、WWE世界ヘビー級チャンピオン、RAWはユニバーサルチャンピオンと棲み分けがされているのです。

またシングルだけでなく、タッグのタイトルもブランド別に作られています。RAWタッグチームチャンピオンとSmack Down Liveタッグチームチャンピオンです。ブランド分割以降は、選手同士が交わることが完全になくなりました。

ちなみにWWEでは女子部門がありますが、これもブランド別にタイトルが分かれています。RAW女子チャンピオンとSmack Down Live女子チャンピオンです。やはりブランドが違えば、選手もストーリーもチャンピオンも違うということなのでしょう。

ちなみにシングルのタイトルで、ブランドのチャンピオンとは別にインターコンチネンタルチャンピオン、USチャンピオンと言う2つのタイトルがあります。

何が違うのかを説明するのは難しいのですが、世界チャンピオンやユニバーサルチャンピオンに絡めない選手が、インターコンチネンタルやUSタイトルに挑戦しています。ただしWWE全体の認識として、世界チャンピオンとユニバーサルチャンピオンが一番であることは間違いないです。

最近の新日本プロレスではIWGPヘビー以外にも、IWGPインターコンチネンタル、NEVER無差別級、さらに最近ではIWGP USヘビーのタイトルが出来ましたがこれと同じです。選手である以上、誰しもがIWGPヘビーを目指すのと同じことが言えます。

5-2 タイトルマッチの位置付け

日本でのタイトルマッチは神聖なものであり、一番重要な位置付けとなっています。試合は一発勝負のため、大きな会場などでビッグマッチを行うことが多いです。

WWEでも一番重要な位置付けであることに変わりはなく、PPV大会などでも必ずと言っていいほどタイトルマッチが行われます。しかし日本と違うのが、WWEはハウスショーでも頻繁に行っている点です。

例えば1週間後にPPV大会でタイトルマッチが組まれているのに、地方のハウスショーで、同じ対戦カードで、しかもタイトルマッチとして試合が組まれるのです。日本では考えられないことです。

ハウスショーはテレビカメラのないライブイベントのため、ここでタイトルが移動することはまずありません。それがわかっているのに、熱狂するところが日本人とアメリカ人との違いなのでしょう。

そのため日本では防衛回数でチャンピオンの凄さを表しますが、アメリカではタイトルの保持期間もしくは戴冠回数で表します。防衛回数で表しても、タイトルが移動しないハウスショーなどで、何度も防衛したところで意味がないからです。

5-3 勝敗だけでは決まらない

その他に日本のプロレスとの違いにルールがあります。日本では挑戦者が試合に勝てばタイトルが移動します。反則が行われようと、審判が挑戦者を勝ちにすれば、タイトルが移動することになります。

しかしWWEでは、必ず3カウントかタップアウトを取らないとタイトルが移動しないルールがあるのです。これはチャンピオンにとってかなり有利なルールだと言えます。

つまりリングアウトや他の選手介入などでの反則で、チャンピオンが試合に負けても、タイトルは移動しないことになります。試合に負けたけどチャンピオンのままと言うのも、日本のプロレスから見ると変ですが、WWEではよくあることなので、このルールは重要なものとなります。

 

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6、WWEスーパースター

6-1 RAWとSmack Down Liveの重要人物

WWEでは選手のことをスーパースターと呼びます。世界中からトップ選手が集まっているWWEであっても、その中で強い選手、弱い選手など格差は存在します。

以前まではWWE全ての選手がRAWとSmack Down Liveのどちらも出演していましたが、2016年に行われたブランド分割により、現在は所属選手が完全に分かれています。

また毎年4月にはスーパースターシェイクアップが行われており、ある選手がRAWからSmack Down Liveへ移籍したり、その反対にSmack DownからRAWへ移籍することもあります。どちらにしても選手はどちらかのブランドに所属が決まっていると言うことです。(ジョン・シナを除く)

WWEには男性選手も女性選手も在籍しています。以前は女性選手のことをディーバと呼ばれていましたが、現在では男性も女性もスーパースターと呼ばれています。ただしWWEで共存していても戦うことは絶対にありません。

男性と女性では部門が分かれています。時々男性と女性ペアのミクスドマッチが行われますが、その時にもリング上で戦うのは、男性対男性、女性対女性となります。

また男性選手は人数が多いため、シングル部門とタッグ部門に分かれています。日本だとシングル選手が場合によっては、タッグチャンピオンになることもありますが、WWEではほとんどありません。

部門が分かれているため、シングル選手とタッグ選手は交わらずどちらかに所属することになります。ただしシングル選手同士がタッグを組んだり、チームを解散して部門を移動することはあります。

6-2 ベビーフェイスとヒール

WWEではほとんどの選手がベビーフェイスかヒールに分かれています。これは正義か悪かのようなもので、ストーリーでの役割が違ってきます。ヒールは観客に好かれないためブーイングを受けることもありますが、WWEには欠かせない存在です。

ストーリーを展開していく上で、ベビーフェイス対ヒールで抗争が起こります。ただしベビーフェイスだと思っていた選手が突然仲間を裏切り、ヒールになることもあります。これをヒールターンと呼ばれます。

ベビーフェイスからヒールになることは、WWEでのストーリーを進める上で面白い展開になるため、そこもWWEの醍醐味だと言えます。ちなみにヒールからベビーフェイスになることもあります。

6-3 日本で活躍した選手が多く在籍

最近日本でWWEの人気が過熱していますが、その理由の一つには日本で活躍した選手がWWEに加入していることが挙げられます。特に日本人選手がどんどん海を渡っているのは、ファンとして嬉しい限りです。

特に新日本プロレスのトップ選手だった中邑真輔の影響が大きいです。2017年4月にはNXTからSmack Down Liveに昇格し、WWEトップ選手の仲間入りを果たしています。

その他には、NOAHのトップだったビデオ・イタミ(KENTA)、ドラゴンゲートのトップだった戸澤陽などがWWEに在籍しています。また女性ではASUKA(華名)、カイリ・セインも活躍しています。今後はさらにスターダムのトップ選手だった柴雷イオも加わる予定です。

また日本で活躍した外国人選手も、現在ではWWEで戦っています。もはやWWEのトップと言っても過言ではないAJスタイルズをはじめ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ、サモア・ジョー、フィン・ベイラーなどがWWEで活躍しています。

これだけ多くの選手が日本で活躍した後に、WWEでも活躍していると、日本のプロレスのレベルが高いことの証明にもなります。それにより、今後もますます日本人選手のWWE移籍が増えてくることでしょう。

 

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