2026年6月8日、フランス・パリのアコー・アリーナでマンデーナイトRAWが放送された。
近年、WWEは欧州市場に力を入れている様子で、フランスでのTV放送もその一環と考えられる。
番組内ではチャド・ゲイブルが登場した。
チャドは近年、初代エル・グランデ・アメリカーノことオリジナル・エル・グランデ・アメリカーノとして活躍していたが、2026年5月30日にメキシコのモンテレー・アリーナで開催された「AAA Noche de Los Grandes」にて、二代目エル・グランデ・アメリカーノに敗北し、マスクを剥ぎ取られていた。
番組中盤、インターコンチネンタル王者ペンタと遭遇したチャドは、「すべてはお前に負けた時に始まった。お前に負けたことを認めるべきだった。だが目をそらし、俺はエル・グランデ・アメリカーノとしてルチャを侮辱してしまった……。ルチャの文化と伝統を侮辱してすまなかった」と謝罪した。
ペンタも一応はチャドの言い分を聞いたが、「お前の言い分は分かったよ。だがな……お前が謝るべき相手は俺だけではないだろう」と語り、レイ・ミステリオの存在を暗に示唆した。
さらに番組が進むと、チャドはミステリオと遭遇した。
ミステリオは「AAA Noche de Los Grandes」での試合を高く評価し、チャドも立派なルチャ戦士であると称賛した。
バックステージのリーダーとして責任のあるミステリオは、「お前の謝罪を受け入れる、俺はお前を裁く気はない。俺たちは、長い間共に戦ってきた戦友じゃないか。だがマスクをかぶる前にやることがあったはずだぞ。」とチャドを許した。
チャドの謝罪を受け入れたことで、ミステリオとチャドは和解することとなった。
その後、番組ではミステリオとペンタがインターコンチネンタル王座をかけた試合を展開した。
熱戦の末にペンタが勝利したが、先週インターコンチネンタル王座戦の機会を与えられなかったことに不満を抱いていたイーサン・ペイジとルセフが乱入した。
二人はミステリオとペンタを痛めつける。
二人の友人であるドラゴン・リーが救出にくるものの、ルセフとペイジに排除される。
さらにルセフは、ミステリオの誇りでもあるマスクを剥ぎ取った。
顔そのものは、ペンタが覆い隠すことに成功したものの、ルチャ戦士の誇りが踏みにじられたことに変わりはなかった。
ところが、そこへ現れたのはチャドだった。
チャドはペイジをジャーマン・スープレックスで瞬殺すると、130キロ以上あるルセフの体も軽々とジャーマン・スープレックスで投げ飛ばし、リングから追い払った。
さらにチャドはイーサンに必殺技アンクルロックを決め、お仕置きすることにも成功した。
そしてチャドはミステリオのマスクを拾い上げると、ペンタへ手渡した。
長年にわたりルチャ戦士たちを侮辱してきたチャドに待っていたのは、ルチャ戦士たちとの和解だったようだ!