2026年8月3日(米国時間)、サマースラム翌日に放送されたWWE Rawが、アイオワ州デモインのケーシーズ・センターで開催された。
この日は、長年不遇が続いていたLAナイトが現役世界ヘビー級王者ローマン・レインズとの抗争を示唆したほか、ベッキー・リンチが久々の復帰を果たすなど、多くの名場面が生まれた。
しかし、この日最大のサプライズとなったのは、ビッグ・キャスの電撃復帰だった。
オープニングマッチでは、TNAやAEWで実績を積んできたイーサン・ペイジと、若き軽量級スターのジェボン・エヴァンズが激突。
イーサンの巧みな試合運びと、ジェボンのスピードあふれる攻撃が噛み合い、一進一退の攻防が繰り広げられた。
最後はジェボンが勝利を収め、将来性を改めて印象付ける結果となった。
しかし、本当のドラマは試合終了後に待っていた。
突如、208センチの巨漢ビッグ・キャスが会場に姿を現し、勝利したばかりのジェボンを急襲した。
キャスはビッグブーツを叩き込むと、続けて強烈なラリアットを炸裂。最後は必殺技イースト・リバー・クロッシングでジェボンをマットへ沈めた。
若き新星ジェボンは、復帰した巨漢の圧倒的なパワーの前になすすべなく倒れ込んだ。
試合後、バックステージでインタビューを受けたキャスは、自身の思いを力強く語っている。
「8年だ!俺は死んだも同然だった。どん底から這い上がるのに8年かかった。ジェボン・エヴァンズ、これは個人的なことじゃないぞ、若造!お前がそこにいただけだ。間違いない、俺はここに死体を積み上げるためにいる。お前はただ最初の一人だ。最後のひとりじゃないことは確かだ」
このコメントからも分かるように、キャスはジェボンだけでなく、RAWのスーパースターたちも次々と標的にしていく考えを示した。
そして、ファンの間で注目されているのが、かつての名タッグパートナーであるエンツォ・アモーレの存在だ。
以前からエンツォとビッグ・キャスは、WWEパフォーマンスセンターで目撃されていたとの情報もあり、今回のキャス復帰によってエンツォもWWEへ復帰するのではないかとの期待が高まっている。
さらに、RAW放送終了後にはエンツォが自身のインスタグラムを更新。ビッグ・キャスとコンビを組んでいた当時の試合写真を投稿し、ファンの間で大きな話題となった。
この投稿が復帰を示唆するものなのかは不明だが、タイミングの良さもあり、エンツォのWWE復帰を望む声はさらに高まっている。
一方で、エンツォの復帰にはいくつかの懸念も存在する。
エンツォはWWE在籍時代、WWEのトップスターの一人だったローマン・レインズとの口論が報じられたほか、2018年のサバイバー・シリーズでは乱入騒動を起こした過去もある。
そのため、再びWWEのリングへ戻ることについて、慎重な見方をする関係者やファンも存在するとみられている。
かつて一世を風靡したエンツォ&ビッグ・キャスの名コンビは、再びWWEのリングで実現するのだろうか。
ビッグ・キャスの電撃復帰によって、新たなストーリーが動き出した。今後の二人の動向に注目が集まる。