2026年9月11日、メキシコ最大の都市であり首都であるメキシコシティのアリーナCDMXで開催されたスマックダウン。
この日、スマックダウンでは運命の一戦が行われた。
統一WWE王者であるCMパンクと、因縁の相手であるサミ・ゼインだ。
パンクに王座を奪われたことで、雪辱を晴らそうとこの数か月間必死だったゼインは、とうとう今夜、王座戦に挑めるチャンスを得られた。
この日のパンクは、アトミックドロップやスイングネックブリーカーといった通好みの渋い技で、ベテランの円熟味を見せる。
これにはゼインもたまらない。
さらにパンクは激しいチョップを食らわせ、サミ・ゼインを悶絶させた。
これに対して、サミ・ゼインはフィギュア4レッグロックといった、これまた通好みの渋い技を披露。
パンクは苦しみ、悶絶する。
このようにベテラン・技巧派同士の激しい王座戦となり、試合はどちらが勝ってもおかしくない雰囲気になる。
やがてパンクは得意技アナコンダバイスでゼインを締め上げる。苦しむゼインがタップ。
しかし、そこで先週パンクと対戦したジョニー・ガルガノとキャンディス・レラエの夫婦が乱入し、試合に介入する。
気が散ったレフェリーはゼインのタップに気づかない。
先週、王者パンクと互角の名勝負を披露したガルガノが、ベルトでパンクを殴打しようとした際に、パンクは激怒し、GTSでガルガノを沈める。
だが、その最中、先週ゼインに王座ベルトで殴られたケビン・オーウェンズが襲来。
ケビンはベルトでゼインを殴ろうとするが、パンクに誤爆。
パンクとも因縁のあるケビンは、「ざまあないぜ」と言う表情に。
続けてゼインを攻撃しようとするが、ゼインはローブローでケビンを昏倒させ、追放。
そしてそのまま、ゼインはヘルヴァキックをパンクに食らわせ、3カウント。
サミ・ゼインは王座戦から陥落して以降、「サミに正義を!」の決めセリフで王座戦を要求していたが、この日、彼の求めていた正義はなされたこととなる。
だが、この日の番組冒頭、ガルガノはサミに「お前が勝てば王座戦をやらせてくれ」と頼んでいたことから、王座戦線はカオスな状況になることは明白といえるだろう。
ケビン・オーウェンズ、ジョニー・ガルガノ、前王者CMパンク、そして新王者となったサミ・ゼイン。
それぞれの愛憎が渦巻く、ドロドロとした抗争になることは必至である。
果たして、統一WWE王者となったサミ・ゼインは、どのような道を歩むのだろうか。
目が離せない。