米国時間4月24日(金)、スマックダウンがテキサス州フォートワースのディッキーズ・アリーナで開催された。
WWEらしいギミック満載のダンハウゼン対ミズの試合や、リッキー・スタークスの昇格など、さまざまな見どころがあった興行であったが、ファンの多くはそれどころではなかった。
というのも、WWEから複数の選手がリリースされたという発表が行われたためだ。
リリースの対象となったのは、日本人女子選手のカイリ・セインや、怪奇派ユニットの主力であったワイアット・シックスの全メンバー、技巧派タッグチームのモーターシティ・マシンガンズ、さらにアリスター・ブラックとゼリーナ・ベガのヒール夫婦、そしてチェルシー・グリーンの相棒アルバ・ファイアなど、意外な顔ぶれが並んだ。
この“解雇ラッシュ”に対し、WWEユニバースの多くが不満を示し、SNSでは炎上騒動に発展。WWE上層部やTKOグループへの批判的な投稿が相次いだ。
また、番組途中にはワイアット・シックスのファンたちがスマートフォンのライトを使い、同ユニットの象徴であった“蛍の光”を再現。これにより、WWE上層部やTKOグループへの抗議の意思を示した。
この大量リリースに対しては、WWE所属選手の間でも動揺が広がっているようで、現WWE女子世界王者のリア・リプリーは、次のように投稿している。
「今日はとても悲しい日だった…友達や同志たちのために本当に心が痛む。年に一度の最悪の時期だ。くそくらえ!!あいつらに間違っていることを証明してやる!」
この発言は、親会社であるTKOグループへの批判を暗に示したものではないかとも指摘されている。
一方で、相棒を解雇されたチェルシー・グリーンは、冷静ながらも愛情に満ちたメッセージを投稿した。
「みんな、KLRの才能をちゃんと見られていなかったよね。少しは見ていたかもしれないけど、信じて、彼女にはまだまだすごいところがあるんだ。彼女は恐れ知らずのレスラーだよ…。私のそばにいられなくなって悲しいけど、これは彼女にとっての始まりに過ぎない。いつも支えてくれてありがとう、Slaygent A。大好き!」
KLRとは、アルバ・ファイアの旧リングネーム「Kay Lee Ray」に由来している。
チェルシーらしい、仲間への愛情がにじむ投稿だといえるだろう。
果たして、この大量リリースが今後のWWEにどのような影響を与えるのか。
そして、解雇された選手たちはどの団体へ向かうのか。
今後のWWEの動向、そして選手たちの行き先からも目が離せない!