WWE女子レスラーのナティ・ナイドハート(ナタリア)が、カリフラワー・アリー・クラブから「ルー・テーズ・アワード」を女性として初受賞!三世代レスラー一家に生まれ、常にプロレス道を全うしてきたナタリアがついに歴史を動かした。その軌跡は決して順風満帆ではなかったが、タイトルの数はもちろん、キャリアの安定感と技術的な信頼度で女子プロレス界の屋台骨を支えてきた名実ともに“スタンダード・ベアラー”だ。
インスタグラムで彼女は「ルー・テーズの名に冠した権威ある賞を初めて女性が受け取る意義は計り知れない」と喜びと重みを披露。また「本当に価値あるものほど決して楽には手に入らない。プロレスも同じで、もし楽になったと感じた時がきたら、それは自分の引き際だと思う」と熱い思いも添えた。どんな場面でもひたむきに努力と覚悟を続けてきたナタリアらしい哲学がにじむコメントだ。
この賞は歴代プロレス界の象徴たち、ルー・テーズ、ブレット・“ヒットマン”・ハート、カート・アングル、ロン・シモンズ、J.J.ディロンらが並ぶ、正真正銘の偉人への勲章。この快挙で、ナタリアも同列に刻まれた。
WWEではディーバ王座、スマックダウン女子王座、女子タッグ王座の三冠を成し遂げ、さらに女子歴代最多試合数、最多勝利数、最多PPV出場数でのギネス記録も保持。ハート家伝統の道場「ハート・ダンジョン」から初の女性卒業者として殿堂入りした彼女は、10年以上にわたりWWE女子部門の屋台骨としてシーンを引っ張り続けた。新人への指導・育成にも尽力し、その背中を見て育った“次世代”のスターたちが世界を席巻しているのもまた事実だ。
まさにプロレス業界が認めた“生けるレジェンド”ナティ・ナイドハート。この栄誉に慢心せず、彼女はこれからも全身全霊でプロレス道を歩むはず!さらに進化するナタリアの活躍から、これからも目が離せない!次代を牽引する熱き魂に、ファンみんなで大声援を送ろう!