ローガン・ポールが、WWEのリングはフロイド・メイウェザー戦より「圧倒的にキツい」と本音トークをぶちまけた。ESPN「First Take」に出演したWWEアメリカ合衆国王者ローガン・ポールは、自身のプロレス経験とメイウェザーとのボクシング・エキシビションを比較する質問に対し、持ち前のビッグマウスとセルフユーモアを交えながら回答している。
ローガン・ポールは「俺は何でも上手いし、しかも超謙虚だってみんな言うからね」とジョークで笑いを取りつつも、「それでもハッキリ言えるのは、WWEの方がメイウェザーと戦うよりずっとハードだ」という本音を明かす。彼いわく、ボクシングはもちろん難しく、フロイド・メイウェザーは超一流のテクニシャンだが、プロレスは「360度のスキルセット」が要求される別次元の世界だという。
具体的には、ローガン・ポールはプロレスについて「今までやってきたことの中で、ぶっちぎりで一番ハードだ」と断言。ボクシングが“戦う”ことに特化した競技である一方、WWEでは肉体だけでなく、瞬時の判断力、空間認知、受け身のスキル、タイミング、さらには観客を沸かせる表現力まで、心身のあらゆる部分を総動員する必要があると語る。そのため、メイウェザー戦以上の総合的な負荷を感じているというわけだ。
ローガン・ポールは2021年6月にフロイド・メイウェザーとエキシビションで対戦し、ノーコンテスト扱いながらフルラウンドを戦い抜いて“意外とやれるじゃん”と話題を集めた。その後WWEに本格参戦し、華麗な飛び技と派手なキャラクター性で一気にトップスターの一角へ。現在はアメリカ合衆国王座を腰に巻き、ビッグマッチ常連のポジションを確立している。
YouTuber発の異端児が、ここまでWWEファンにも“ガチ物”として認められてきた背景には、この「プロレスは人生で一番ハード」というリスペクトがあるのだろう。ローガン・ポールよ、そのビッグマウスとバカみたいな身体能力で、これからもWWEのリングをかき回してくれ!メイウェザー戦を超える“名勝負製造機”として、次はどんなクレイジーな瞬間を見せてくれるのか、期待しかないぞ!