2026年8月25日、ABEMAで放送されたマンデーナイトRAWの冒頭で、清野茂樹アナウンサーから、ABEMAにおけるWWE放送は9月29日をもって終了することが発表された。
また、放送と同時期に更新されたABEMAプロレスのSNSでは、以下のようなコメントが投稿された。
「ABEMAにて配信しておりましたWWEコンテンツ(RAW / SMACKDOWN / 各PLE大会)につきまして、2026年9月30日(水)をもちまして配信を終了いたします。中継においては9月29日(火)のRAWが最後となります。これまでABEMAでWWEをご視聴いただいた皆様、誠にありがとうございました。引き続きABEMAをよろしくお願いいたします」
また、2026年5月にはレスリング・オブ・ザーバーのデイブ・メルツァーも「2026年下半期以降は、日本でもNetflixでの配信が始まるのではないか」と自身のラジオで語っていたことや、Netflixの副社長が「2026年後半から日本でもWWEが我が社で配信される」と言っていたことから、かなり筋道がつながったという状況になる。
ABEMAでの放送終了が改めて明らかになったことで、「これからどうなるのか」といったように、日本のWWEファンからは悲痛な声が上がっている。
特に懸念が多いのはローカライズの部分で、一部ファンの間では「日本語字幕はつかないのではないか」といった声も多い。
余談であるが、ABEMAではグンターが一人称「わし」の広島弁キャラになっていたり、J SPORTSで放送されていた時代は、カート・アングルの一人称が「ボク」であったりと、長年日本におけるローカライズはバラエティに富んだ翻訳がされており、これが独自のファン層を産んできていた。
さて、現在アメリカ国外ではWWEのRAW・スマックダウン・PLEはNetflixで配信されるようになっており、概ね現地の実況、さらには現地の言葉での字幕がローカライズとして設置されているのが常である。
特にイタリア・ブラジルといった国々は、現地の実況席と字幕がついていることになっている。
ライブ配信は英語、そして後日現地語の字幕が付け足されているといった状況になっているようだ。
しかし、Netflix日本は以前『ミスター・マクマホン 悪のオーナー』でビンス・マクマホンの決め台詞「You’re fired.」を「さあ、燃えようぜ」と誤訳してしまったことから、翻訳センスについて疑問を抱くファンも少なからずいるようだ。
そもそもの問題として、Netflix日本支部がWWEを放映するのかも、現時点ではまだ公表されていない。
だが、AJスタイルズやJBLといったWWEのレジェンドレスラーの多くは「WWEは日本の市場を狙っている」と自身のポッドキャストで、明言している。
このことから、日本市場、さらには日本のプロレスという文化は、WWEにおいて魅力的であることは変わらないといえるだろう。
果たして、今後WWEは日本でどのような展開をしていくのか。そして、ローカライズはどのようになるのか。今後も目が離せない!