2026年3月30日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで『RAW』が放送された。
番組開始早々、意外な人物がリングに登場する。
現在スマックダウンに所属する統一WWE王者、コーディ・ローデスだ。
ここ数週間、かつてのパートナーであり親友、そして兄貴分でもあったランディ・オートンと抗争を繰り広げているコーディ。彼は“世界最高の会場”とも称されるマジソン・スクエア・ガーデンの観客に挨拶をしようとした。
しかしその矢先、突如として別の人物がリングに割って入る。
現れたのは、かつてWWEを支配していたマクマホンファミリーの一員であり、殿堂入りが発表されたステファニー・マクマホンだった。
ニューヨークの観客は大興奮。かつて“WWEのプリンセス”とも呼ばれたステファニーが、統一WWE王者の前に姿を現した。
ステファニーは観客に向けて「マジソン・スクエア・ガーデン!ここは私の祖父たちが築き上げたようなものよ!」とアピールを開始する。
一方、リング上のコーディは突然の登場に戸惑いを見せる。
コーディは自身の決めゼリフ「何から話そうか」をもじり、「ステファニー・マクマホン、何を話したいんだ?」と問いかけた。
しかしステファニーは、コーディに対して明確な不満をぶつける。
「はっきりいうけど、コーディ、今のアンタじゃオートンに勝てないわよ。オートンはこの業界で最も危険な男、今のあなたでは勝てない、誰にも勝てないわよ。あんたのパパであるダスティ・ローデスはもっと激しかった。今のアンタはそこまでいってない。」
遠慮のない言葉を浴びせるステファニーに、コーディは怒りを募らせる。
そして反撃に出た。
「そうか、ステファニー。確かに俺は親父に及んでないかもしれないな。だけど、アンタだって親父に及んでいないぞ!」
観客は騒然となる。
ステファニーの父といえば、長年WWEを支配してきたビンス・マクマホン。しかしビンスは2024年、当時大きな問題となったスキャンダルを受け、経営の第一線から退いている。
その“触れてはならない領域”に踏み込んだコーディの発言に、ステファニーは激昂。
コーディにビンタを叩き込み、両者は激しく睨み合う展開となった。
これは果たして、マクマホンファミリーの復権か、それともWWEの絶対的エースの悪落ちなのか、祭典レッスルマニアに向け徐々に歯車は動いていく!