2026年6月27日(米国時間)、サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催されたWWE「ナイト・オブ・チャンピオンズ」では、多くのドラマが生まれた。
第一試合は、キング・オブ・ザ・リング覇者を決める決勝戦。
人気者のジェイ・ウーソと、新世代の怪獣オバ・フェミによる、現在と未来のスターが激突する一戦となった。
ジェイの人気もさることながら、オバは入場曲が観客の大歓声にかき消されるという異例の盛り上がりを見せた。
試合が始まると、オバがほぼ一方的に優勢な展開に。
ジェイの掌底ラッシュも通用せず、オバは圧倒的なパワーで終始試合を支配した。
ジェイもスーサイドダイブ3連発やスピアー、スーパーキックで反撃を試みるが、新世代の怪獣オバの前では決定打とはならない。
さらに、ウーソ・スプラッシュを狙ったジェイは切り返され、チョークスラムを受けてしまう。
最後はオバのパワーボムが炸裂し、ジェイは轟沈。
オバ・フェミがキング・オブ・ザ・リング覇者となった。
続く第二試合では、クイーン・オブ・ザ・リング決勝戦が開催。
世界女子王者リヴ・モーガンと、日本人女子代表のイヨ・スカイが激突した。
リヴは、シャーロット・フレアーをKO寸前まで追い込んだボストンクラブでイヨを締め上げる。
しかし、空中戦の女王イヨは、ミサイルドロップキックやスパニッシュ・フライ、さらにムーンサルトといった得意の空中殺法で反撃。
リヴを追い詰め、3カウントを奪って勝利を収めた。
これにより、日本人女子のイヨ・スカイがクイーン・オブ・ザ・リング覇者となった。
そしてメインイベントでは、とんでもない結末が待っていた。
統一WWE王座を懸け、王者コーディ・ローデス、グンター、サミ・ゼインによるトリプルスレット戦が行われた。
最初に入場したのはサミ・ゼイン。
サウジアラビアの伝統衣装に身を包んで登場し、地元ファンの大歓声を浴びることに成功した。
試合序盤は、“皇帝”グンターの圧倒的なパワーの前に、コーディとサミが苦しめられる展開となる。
しかし、コーディも反撃を開始。
グンターにコーディ・カッターを決めると、続けてサミもなぎ倒し、さらに二人まとめてダブル・コーディ・カッターを炸裂させ、試合の主導権を握る。
終盤、コーディはサミとグンターをまとめてクロスローズで叩きつけると、残ったサミへ再び必殺技を狙う。
しかし、サミがこれを切り返して丸め込みへ。
そのまま3カウントを奪い、サミ・ゼインが統一WWE王座戴冠という大金星を挙げた。
果たして、新王者サミ・ゼインはこれからどのような王者像を築いていくのだろうか。
今後のサミ・ゼインの活躍から目が離せない!