米国時間5月31日、イタリアで開催された「クラッシュ・イン・イタリア」。
この日、世界ヘビー級王座を懸けたジェイコブ・ファトゥとローマン・レインズの一騎打ち、そして統一WWE王座を懸けたリングジェネラルにしてインペリウムの皇帝・グンターvsアメリカの象徴であるコーディ・ローデスの激闘が行われた。
しかし、この大会で最も大きな話題を集めたのは、レッスルマニア42で引退が噂されていたブロック・レスナーの復帰戦だった。
最初に登場したのは猛獣レスナー。
イタリアの観客は、まるで博物館でティラノサウルスの化石を目にする子どものような視線をレスナーへ向けていた。
中にはレスナーの入場曲に合わせて歌う者もいた。
続いて登場したのはオバ・フェミ。
会場は歓迎するかのような「オバ」コールに包まれた。
WWEが新たな怪物として売り出す支配者オバ・フェミに対する、観客からの期待の大きさがうかがえる。
試合はゴングと同時にレスナーがオバへ突進する形でスタート。
レスナーは開始直後からF5を連発し、オバを追い込んでいく。
しかしオバは何度も立ち上がり、その猛攻に耐え続けた。
レスナーはやがてキムラロックを仕掛けるが、オバは驚異的なパワーで脱出。
もちろんオバもやられているだけではない。
チョークスラムやクローズラインを繰り出し、その怪力でレスナーを追い詰めていく。
試合が場外戦へ移ると、レスナーはオバを放送席へ向けてF5で叩きつける。
両者がリングへ戻ると、今度はオバが攻勢に出る。
得意のパワーボムを敢行しようとするが、レスナーは間一髪で脱出。
そして最後は7度目ともいえる、F5を炸裂させ、オバ・フェミを沈めた。
勝者は猛獣レスナーだった。
新旧怪物対決はレスナーの勝利で幕を閉じた。
しかし一部ファンの間では、この抗争はサマースラムまで継続するのではないかとの噂も出ている。
果たして若き怪物オバ・フェミは新たな対戦相手を見つけるのか。
それとも猛獣レスナーとの因縁をさらに深め、夏の祭典へ向けて再び激突するのか。
今後の展開からますます目が離せない!