【WWE】リッジ・ホランド、WWE退団後にGoFundMe設立!家族支援のためファンが立ち上がる!

リッジ・ホランドのWWE人生がついに幕を下ろした。2025年11月、彼の契約は更新されることなく終了。9月にTNAでの試合中に足のリスフラン関節を負傷して以来、深刻な怪我と経済的な困難を抱えていたホランドだが、復帰を待たずして団体を離れる形となった。しかもWWEは、契約満了日を待たずに1週間前倒しで契約を打ち切ったことが報じられた。

現在、フロリダ州セントクラウドのスーザン・チャップマンが立ち上げたGoFundMeキャンペーンを通じて、ホランドと妻、そして3人の子どもたちを支援する募金活動が進行中だ。目標金額は6万ドル。ページには「勤勉な夫、献身的な妻、美しい3人の子ども、そしてすべてを失いかねないほどの痛ましいけが」という言葉が並び、現実の厳しさがにじむ。ホランドは1099契約扱いのため、労災補償や有給休暇の対象外。再契約時に55%もの給与カットを受けており、今や家を失う危機にあるという。

12月にも首の脊椎固定手術が予定され、3月にはさらなる手術を控えるホランド。復帰は早くても2026年春とみられている。そんな中、同僚のチェルシー・グリーンが募金ページをSNSでシェアし、毎月1000ドルの支援を約束。「仲間を救いたい」という言葉に、レスラー同士の絆が伝わってくる。

一方のホランドは、心情を吐露するようにSNSで「まさか住宅ローンを払えなくなるとは思わなかった。WWEのために他団体で戦い、けがを負ったのに見捨てられた気分だ」と投稿。責める口調の裏には、家族の生活を守ろうとする父としての苦悩が見え隠れする。

リングの上では豪快なパワーファイターとして名を馳せたリッジ・ホランド。だが今、彼が戦っているのはキャリアでも名誉でもなく、家族と生活を守るための現実との闘いだ。プロレスラーとは、リングを降りても闘い続ける存在だということを改めて思い知らされる。どん底にいても倒れない男――リッジ・ホランド。この逆境を乗り越え、再びファンの前に立つ姿を、信じて待ちたい!

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