【WWE】レイ・ミステリオ、ドミニクの“ルチャドールの王”宣言に激怒!父VS息子の因縁が再燃!

Monday Night Rawで再び火がついた、レイ・ミステリオとドミニク・ミステリオの親子抗争。もはや“家庭の問題”の域を超え、ルチャ・リブレの誇りを懸けた新たな戦いへ突入した一夜だった。インターコンチネンタル王者兼AAA王者として登場したドミニク・ミステリオは「俺こそが史上最高のルチャドール、ルチャドールの王だ」と自信満々に宣言。その傲慢な態度は父への宣戦布告に等しかった。リング上では歓声とブーイングが交錯し、彼の言葉には確かに“何かを壊す力”があった。

そこに登場したのが父、レイ・ミステリオだ。「お前が最高の王者と言うのは勝手だが、『ルチャドールの王』は許せない」と怒りをあらわにする。ルチャの伝統、家族の誇り、そしてミステリオの名――それらすべてを踏みにじる発言に、父として黙ってはいられなかったのだ。レイはエル・サントやブルー・デーモン、エディ・ゲレロといった伝説の名を挙げ、ルチャの系譜を守ろうとしたが、ドミニクは「俺の方が上だ」と挑発。ついにレイの堪忍袋の緒が切れた。

「俺を侮辱しても構わん。だが、ルチャ・リブレは貶めるな!」――この一言で場内の空気は一変。ドミニクが殴りかかろうとするも、レイがそれを防ぎ、必殺のを炸裂させた瞬間、観客は総立ちとなった。ドミニクはリングから逃げ出し、父の怒りを背にランプを後にする。親子の因縁は再び熱を帯びたのだ。

ドミニク・ミステリオの傲慢さには呆れる部分もあるが、その裏には若きチャンピオンとしての焦りと野心が見え隠れする。一方のレイ・ミステリオは、父でありながらも一人のレスラーとして息子を真正面から叩きのめす覚悟を見せた。この構図こそ、プロレスの持つ“血と誇りの物語”の真骨頂と言えるだろう。

次の対決では、どんな感情がリング上にぶつけられるのか。父を超えたい息子と、伝統を背負う父。再び交わる瞬間、会場の空気が爆発すること間違いなしだ。ルチャの魂を受け継ぐ真の“王”の座を手にするのは、果たしてどちらだ!?

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