2026年1月24日、カナダ・ケベック州モントリオールのベル・センターで開催されたWWE『Saturday Night’s Main Event』は、まさに地元ヒーロー、サミ・ゼインのための夜となった 。メインイベントで行われたのは、次週1月31日にサウジアラビアのリヤドで開催される『ロイヤルランブル 2026』でのWWE王座挑戦権を懸けた運命の4ウェイ戦 。サミは、歴戦の雄ランディ・オートン、NXTから鳴り物入りで参戦したトリック・ウィリアムズ、そして実力者ダミアン・プリーストという強豪たちを相手に、文字通り命を懸けた戦いに挑んだ 。
試合は地元ファンの大歓声に後押しされたサミが主導権を握るも、他3人の猛攻に幾度となく窮地に立たされる展開に 。トリックがレフェリーをリング外へ引きずり出してサミのカウントを妨害したり、オートンが実況席の上で全員にバック・スープレックスを見舞ったりと、カオス極まる攻防が続いた 。中盤、オートンがサミに伝家の宝刀RKOを炸裂させて万事休すかと思われたが、トリックがオートンを場外へ放り出し、さらにプリーストがそのピンフォールをカットするという、4ウェイ戦ならではの目まぐるしい展開がファンを熱狂させた 。
クライマックス、プリーストがトリックを場外へ蹴り出した一瞬の隙を見逃さなかったのは、やはりサミだった 。魂を込めたヘルヴァキックがプリーストの顔面にクリーンヒット!オートンのカットも一歩及ばず、サミ・ゼインが3カウントを奪い、見事地元での勝利と王座挑戦権を勝ち取った 。試合後、現王者ドリュー・マッキンタイアが襲撃を仕掛けるも、サミはこれを鮮やかに回避して王者をリング外へ追い払い、地元の大歓声を一身に浴びながらショーを締めくくった 。
地元モントリオールで最高の形での勝利!サミの10年以上に及ぶWWEキャリアにおいて、悲願の世界王座奪取がいよいよ現実味を帯びてきた。対するドリュー・マッキンタイアは、コーディ・ローデスを破って以来無敵の快進撃を続けているが、サミの持つ「不屈の魂」とファンの後押しがあれば、奇跡は起こるはずだ。ロイヤルランブルの地で、”アンダードッグ”サミ・ゼインが頂点に立つ瞬間を見逃すな。頑張れサミ、お前の夢は俺たちの夢だ!