【WWE】アンドラーデ緊急退場劇!――WWEスマックダウンから警備付きで追放、“ウェルネスポリシー違反”の現実と消えたタッグ大逆転プラン

アンドラーデ(本名:マヌエル・アンドラーデ・オロペサ)を巡るWWE退団劇が、大きな波紋を呼んでいる。2024年にAEWからWWEへ電撃復帰、サマースラムの6パックTLCマッチを最後に「アルムナイ=退団者」リストへと公式サイトでひっそりと名前が移動された。そして内情は「合意退団」ではなく、会社主導の懲戒解雇――その裏にはウェルネスポリシー違反があったと複数筋が報じている。

今回の違反内容は詳細不明だが、禁止薬物の陽性反応か検査義務の未履行が疑われ、無給による出場停止処分を受けていた。さらにはSmackDown収録会場での「即時退場命令と警備付きでの退出」もあり、本人の不在がレイ・フェニックスとのタッグ大筋プランにも多大な影響を及ぼしたという。WWE内外のストーリードラインを大きく巻き込みながらの急転直下だった。

実はウェルネスポリシー違反はこれが初めてではない。2020年にも一度出場停止を科されており、2021年にはAEWへと転身。わずか数年で古巣WWEへと“出戻り”し、復活ムードの中での再出発もつかの間、今回の騒動となった。

注目すべきは、2023年のTKO統合以降、WWEはこうした規律違反を公表しない方針に変化した点だ。そのため、メディアやファンはアンドラーデの真の退団理由を長らくつかめず、会社側と本人双方とも「沈黙」を保ったまま。一方で、数週間前から会社側の連絡を無視するような状況もあったという。

華やかな復帰、そして唐突な退場――アンドラーデの転機は、まさに現代プロレス界を象徴する“華と影”。リング上では比類ないルチャリブレの実力とカリスマで観客を魅了し続け、NXT王座・US王座と確かな実績も残してきた。だが、油断や一瞬の綻びがいかに巨大な組織で命取りになるか、今回の件はまさにそれを証明した。

だが、プロレス界“転戦の達人”アンドラーデの栄光はこれで終わりではない!過去も向き合いながら、妻シャーロット・フレアーのいる舞台やメキシコのルチャ界など、再起のチャンスは必ず待っているだろう。次のサプライズ復活劇、伝説逆襲にも大きな期待を込めて、彼の新章をリングの外からも見守りたい!

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