【AEW】エディ・キングストン、AEW契約「残り6年」を告白!アラスカ隠居プランも電撃発表!

エディ・キングストンが、自分のプロレス人生に明確な“終わりの時間”を設定したという話である。2020年にAEWに登場して以来、「マッド・キング」としてコアファンのハートを掴んできたエディ・キングストンだが、現行契約が「あと6年」で、その満了とともに業界から完全に引退し、表舞台からも姿を消すつもりだと語っている。稼ぐだけ稼いだらアラスカに家を買って、社会から距離を置き、推しスポーツ(ヤンキース、ジャイアンツ、ニックス、レンジャース)だけを配信で観られれば満足、というぶっちゃけプランも明かしているのが実にキングストンらしい。

ただ、その“終わりの宣言”までの道のりは、かなりドラマチックだ。エディ・キングストンは2020年にコーディ・ローデスのTNT王座オープンチャレンジに応じる前、ほぼ引退寸前で、ギアを売ることすら考えていたと言われている。それがAEWとの契約を掴むや、ROH世界王座、NJPW STRONG無差別級王座を戴冠し、さらにAEWコンチネンタル・クラシック初代優勝者にまで上り詰める“遅咲きの大逆転キャリア”を見せつけた。2024〜2025年には膝をはじめとした怪我で長期離脱も経験したが、それでも復帰すれば常に番組の中心に据えられる存在感を放ち続けている。

そして今のエディ・キングストンの視線は、引退後のアラスカではなく、目前のAEW世界王座である。番組「Dynamite: Winter Is Coming」でサモア・ジョーの持つAEW世界王座に挑むことが決まり、キングストンはROH時代からの因縁も踏まえ、「昔のサモア・ジョー」を呼び覚ますようなコメントで強烈に煽っている。この試合でサモア・ジョーを下し、初のAEW世界王者になれば、インディでくすぶり、引退寸前まで追い詰められた男がメジャーの頂点を獲るという、現代プロレスでも屈指の“物語性MAX”な戴冠劇になるだろう。

6年後にアラスカへ“逃亡”するというエディ・キングストンだが、その前にリングの上でまだまだ語るべきストーリーは山ほど残っているはずだ。どうせ引退するなら、AEW世界王座を腰に巻いたまま「俺はやりきった、あとはアラスカで野球観るわ!」くらい言い放って去ってほしいところである。マッド・キングのラストチャプター、ここからが本当のクライマックスだ! 今のうちにしっかり目に焼き付けて、全力で声援飛ばしていこう!!

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