【WWE】MVP世界王者案に“犯罪歴”の壁! WWEが下した苦渋の決断――リング外の過去が夢のベルトを阻んだ夜

MVP(本名ハッサン・アサッド)は、まさに波乱万丈のレスラー人生を歩んでいる。彼は10代のころ強盗で逮捕され、9年半もの長い懲役を務めた過去を持つ。それでも人生を立て直し、成功したプロレスラーとなったMVPだが、その犯罪歴はいまだに大きな影響を与え続けている。WWE世界ヘビー級王座獲得案が真剣に審議されたが、過去の重罪歴による「海外遠征の壁」が常にネックになり、最終的な実現には至らなかったという。

Chris Van Vlietのポッドキャストで、MVPは「本当に世界王者案があったが、自分が渡航できない国が多く、社内でも二の足を踏む雰囲気があった」と内幕を明かす。特に日本、カナダ、オーストラリアは入国条件が厳しく、数千ドル単位の法的手続きや推薦文、議会レベルの調整が必要だったこともあけすけに語った。最近ではイギリスも電子認証に「長期服役経験があるか」を設け、それを正直に申告したため、AEWのForbidden Door大会へ行くことが不可能になったエピソードも披露している。

それでもMVPはめげることなく、現在はAEWにおいてヒール軍団「ハート・シンジケート」をリーダーとして指揮。法的な壁に幾度となく阻まれながらも、諦めずに世界の頂点を目指し続けるその背中は、まさに“不屈”そのものだ!

闇を抜けてリングに立ち、どんな障壁をも人生のネタとしながら進むMVP――すべてを背負って輝く“自己再生型レスラー”として、今後もリング上で新たな伝説を刻むだろう!困難に逃げず、「現実」を力に変え続ける男の可能性は、まだまだ広がっていく!

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