かつて怪奇系レスラーとして活躍し、多くのファンに恐怖と笑いを届けたブギーマン。
そんなブギーマンは、現在のアメリカ大統領であるドナルド・トランプと共演した過去を持つことでも知られている。
舞台となったのは2007年のレッスルマニア。当時のトランプはビンス・マクマホンとの間で“髪の毛を賭けた抗争”を展開しており、ビンス陣営にはウマガ、トランプ陣営にはボビー・ラシュリーが立つ形で対決が行われた。
トランプがビンス・マクマホンにラリアットを叩き込む場面や、トランプとストーン・コールド・スティーブ・オースチンがビンスの髪を刈るシーンは世界的な話題となり、日本でも知名度の高いレッスルマニアの名場面として知られている。
そんなレッスルマニア2007の舞台裏で撮影されたスキットでは、トランプとブギーマンが共演。
トランプがブギーマンに対し、「何か食べ物を持ってこい」と言い放つ場面があり、現在でもファンの間で語り継がれている。
その撮影秘話について、ブギーマンは2026年6月16日に公開されたYouTube番組「Boogeyman makes startling claim about President Trump at WrestleMania 2007」の中で明かした。
「ご存知の通り、トランプ大統領とビンスは友人同士ですよね。でも、あの場面で私がソファの後ろから出てきた時、トランプは私を怖がるそぶりを見せませんでした。だから彼は、『ここはサーカスみたいだ』と言っていたんです。確かにその通りです。でも、トランプは私のキャラクターであるブギーマンを見せることに協力してくれませんでした。」
ブギーマンによれば、トランプは自身が恐怖を感じる演出にあまり乗り気ではなかったという。
さらに当時予定されていた別のシーンについても語っている。
「それでトランプはスキットの中で『サンドイッチを作ってくれ』と言ったんです。でも戻ってきて僕はトランプの襟首をつかんで、『ミミズサンドイッチはどうだ?』って言ったんだ。でもその場面は結局カットされました。」
ブギーマンは続けて、
「トランプが僕にビビる場面は撮影したくなかったんです。そのことで少し問題になりました。なぜなら、トランプが恐怖心を表に出さないようにしてしまったので、私が演じていたブギーマンというキャラクターの魅力がほとんど死んでしまったからです。」
と振り返った。
もっとも、ブギーマン自身はこの出来事を悪く捉えているわけではないようだ。
「私はとても幸運でした。大統領になる前に、実際にトランプ大統領に会えたと言えるのですからね。」
現在のトランプ大統領を知る前から接点があったことは、ブギーマンにとって特別な思い出となっているようだ。
現在もブギーマンはWWEレジェンドとして活動を続けており、スペシャル企画やイベントなどに単発出演する機会も多い。
独特のキャラクターで一時代を築いた彼は、今なお多くのファンの記憶に強く残り続けている!