日本時間5月10日(米国時間5月9日)、フロリダ州タンパのベンチマーク・インターナショナル・アリーナで開催されたWWEバックラッシュ。
この日、最も大きな注目を集めたのは、ほかでもないイヨ・スカイ対ASUKAによる日本人女子レスラー対決だった。
2025年秋から長期間にわたって描かれてきた両者の抗争は、物語の重要人物ともいえるカイリ・セインの解雇問題も重なり、さらに混沌とした状況へと発展していた。
ASUKAは、自分ではなくリア・リプリーとの関係を深めていくイヨに激怒。
一方のイヨも、抗争当初こそASUKAに配慮を見せていたものの、度重なる対立や試合を経て完全に決裂。そして、このバックラッシュでついに遺恨決着戦が実現した。
試合中、会場からは「We Want Kairi!」コールが何度も発生。
中には「カイリに正義を!」と丁寧な日本語で書かれたボードを掲げるファンの姿も確認されており、観客たちのカイリ・セインへの強い支持と愛情がうかがえた。
また観客の間では、カイリ・セインが試合に乱入、あるいは介入するのではないかとの憶測も飛び交っていた。しかし、実際にカイリが姿を見せることはなかった。
そして試合は、激闘の末にイヨ・スカイが勝利。
試合後には、敗れたASUKAがリング上で涙を流し、イヨと抱き合う場面が展開された。
長く続いた抗争を経た末の和解とも受け取れるこのハグに、会場からは大歓声が巻き起こった。
しかしSNSでは、この意味深な抱擁について「ASUKAもWWEを去るのではないか」と不安視する声も数多く上がっている。
その理由の一つとなっているのが、試合後にイヨ・スカイが投稿したメッセージだ。
「私たちの物語は、今日の試合で最終章。試合が終わった瞬間、いろんな感情で胸がいっぱいになりました。ASUKAさんと出会えたこと、同じ時間を過ごせたこと、近くでたくさんのことを学べたこと――私にとってかけがえのない宝物です。Thank you so much ASUKA-San. We love you ASUKA-San. #WWEBACKLASH」
この投稿を受け、ファンの間では「WWEからの別れ」を示唆しているのではないかという憶測も広がっている。
また、バックラッシュ終了後にWWE公式YouTubeで配信された「WWE Backlash Post-Show: May 9, 2026」では、解説のコーリー・グレイブスが、「俺には疑問がある。みんなも感じただろう。あのハグには色々な意味が含まれていたのかもしれない。憶測はしたくないが……何か意味があるんじゃないかな。」と心配したようなコメント。
さらに、それに対してビッグEも、「俺も同じことを思った。まるで別れの挨拶みたいだった。あんなASUKAは見たことがないよ」と不思議そうに語っていた。
果たして、イヨ・スカイとASUKAの今後はどうなっていくのか。
WWE女子戦線の動向に、引き続き大きな注目が集まっている!