2026年3月16日、アメリカ・テキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで開催されたマンデーナイトRAW。
この日は多くの出来事が発生した。
メインイベントではローマン・レインズとCMパンクが対峙し、舌戦が展開。あのCMパンクをローマンが論破するという驚きの場面も見られた。
さらに女子IC王座をめぐってAJリーとベイリーの試合が行われるなど、注目の展開が繰り広げられている。
だが、何よりもファンの記憶に強く刻まれたのは、新世代と旧世代のモンスター同士の激突にほかならない。
セスはリングに上がると、ヘイマンたちを挑発した。
「ヘイマンに味方する奴は全員潰してやる!入院しているブロン・ブレイカーもブロンソン・リードも、下っ端のローガン・ポールもオースティン・セオリーも出てこい!」
この挑発に応じる形でヘイマンが登場する。
しかし、ここで侮れないのが策士ヘイマンだった!
「セス、この業界では舐められたら終わりだ。やられたらやり返す。」
そう語るとヘイマンは、自身のクライアントであり、かつてWWEを支配したブロック・レスナーを呼び寄せた。
ブロックはアンダーテイカーのレッスルマニア連勝記録を打ち破り、さらに昨年9月に開催されたレッスルパルーザではジョン・シナを圧倒するなど、圧倒的な実績を誇っている。
やがてブロックは、数で勝るセスの黒服軍団を蹂躙し、無双状態で追い詰めていった。
そして、たった一人残されたセスを助けるように、ブロックの前に立ちはだかったのが、NXTから昇格した新世代のモンスター、オバ・フェミであった。
ブロックは明らかに困惑した表情を見せた。このような様子は極めて珍しいといえる。
ちなみにセスは、オバの入場と同時に巧みに退場していた。さすがは知略に長けたセス、この場は肉体派同士に任せる判断だったのだろう。
オバは入場するや否やブロックにパワーボムを炸裂させ、猛獣ブロックを轟沈させる衝撃の展開となった。
「こんなブロックの姿を見るのは初めてだ!」と、長年WWE実況を務めてきたマイケル・コールが絶叫する場面もあり、オバの圧倒的な怪物性が強く印象付けられた。
倒れたブロックを踏みつけながら、オバはレッスルマニアの看板を指さした。
オープンチャレンジを宣言していたブロックに対し、まさに挑戦状を突きつける形となった。
オバは今年2月1日に開催されたロイヤルランブル・リヤド大会においてブロックに排除された因縁があり、その雪辱を果たすべく姿を現したとみられる。
まさに「ゴジラvsコング」や「エイリアンvsプレデター」を彷彿とさせる、モンスターレスラー同士の怪獣大戦争が幕を開けたといえる!