【WWE】ステファニー・マクマホン「WWEの女子進化は経営陣だけの手柄ではない!」

ステファニー・マクマホンとAJリーは、2015年に起きたSNS上での報酬格差を巡る有名な論争に初めて真正面から向き合った。マクマホンは当時WWEのチーフ・ブランド・オフィサーであり、AJリーが「女性選手の報酬や露出が男性に比べ極端に少ない」と公然と指摘したことで物議を醸したのだ。この問題はパトリシア・アークエットのオスカー賞スピーチへの支持ツイートをきっかけに表面化した。

マクマホンはポッドキャストで、AJリーの率直な態度を評価しつつも、自分に直接の責任がない部分で批判されたことは苦しかったと語る。しかし彼女は、「WWE女子進化は経営陣だけでなく、歴代の女性たちが切り開いてきた道のおかげで実現した」と強調した。また、「Give Divas a Chance」というファン主導のムーブメントが広まったのも、公に声を上げた選手たちの勇気があってこそだと話す。

一方、AJリーは変革には犠牲が必要だと信じており、リスクを承知で発言したことに後悔はないと断言。変わりたいなら失う覚悟が不可欠であり、安全圏に留まるだけでは例外的な人生は送れないという信念を示した。彼女たちの対話は、単なる過去の論争を超えて、WWE女子部門の進化に欠かせなかった勇気と行動の証である。

AJリーは2025年にWWEに復帰し、11月29日に開催されるサバイバーシリーズの女子ウォーゲームズに出場予定だ。これからの活躍に大いに期待したい!今後も彼女のように声を上げ、リングをより良く変えていく選手たちこそがプロレス界の未来を切り拓く原動力である。歴史を作った女性たちの遺志を受け継ぎ、次世代レスラーの活躍に胸が高鳴ることは間違いない!

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