2026年11月7日にサウジアラビアのリヤドにあるリヤド・シーズン・スタジアムで開催が予定されているWWEの大会『クラウン・ジュエル』。
しかし、2026年10月28日、リヤド・シーズン・スタジアムの公式X(旧Twitter)アカウントが、以下のような投稿を行い、『クラウン・ジュエル』の開催会場が変更されることを報告した。
「ご通知申し上げます。WWEの興行であるクラウン・ジュエルの開催が新しい会場に変更されました。すべてのチケット購入者に対し、チケット代金の全額が返金されます。また、次の48時間以内にチケットをすべての方に再発売いたします」
つまり、リヤド・シーズン・スタジアムでの『クラウン・ジュエル』開催は、会場変更に伴い取りやめとなった。
しかし、サウジアラビアでの開催は継続される可能性が高く、あくまで会場が変更されるのであって、サウジアラビアでの興行そのものが延期になったわけではないようだ。
この投稿に対し、サウジアラビアのファンと思われるアカウントからは、前向きな返信が多く寄せられた。
「新しい日程にワクワクしてる。ずっと待っていたWWEの夜で、いつものようにアッラーのご加護で何か特別なものになるだろう」といった明るいコメントや、「オファーは継続中、興奮も継続中。WWEクラウン・ジュエルの会場変更のみで、チケットの全額払い戻しと48時間以内の再販売。説明と透明性のために主催者に感謝。新しい詳細を心待ちにしています」といったコメントが確認できた。
このように、サウジアラビアのファンの中には、WWEが引き続きサウジアラビアで興行を行うことを歓迎する声もあった。
一方、サウジアラビア国外のファンからは、開催地の変更だけでは安全上の問題は解決しないとする意見も寄せられた。
「問題はイベントの開催場所そのものだけではない。イベントが積極的に危険な国・地域で開催されることであり、レスラー、スタッフ、そしてイベントのために現地に足を運ぶ観客全員が、計り知れないリスクにさらされることにある」といった、レスラーやスタッフ、観客の安全を心配するコメントが投稿された。
さらに、「この興行はキャンセルされるべきだ。現在攻撃を受けている国を訪れるのは安全ではない」や「これで何が解決するんだ。彼らはまだ危険にさらされているぞ」といった、サウジアラビアでの開催を危険視するコメントも投稿された。
また、サウジアラビアでの公演そのものを中止すべきだという意見をめぐっては、一部のサウジアラビアのファンが批判的な画像を投稿するなど、SNS上で議論が過熱している。
このように、クラウン・ジュエルの開催をめぐっては、サウジアラビア国内のファンと国外のファンとの間で意見が分かれている。
現在、サウジアラビアをめぐっては、イエメンのフーシ派やイラン革命防衛隊などによる攻撃の脅威が、安全保障上の懸念となっている。
開催会場の変更が発表されたことで、大会の開催地や安全性に対する関心がさらに高まっている状況だ。
また、プロレス情報サイト『レスリング・オブザーバー』のライターであるデイブ・メルツァーは、公式X(旧Twitter)アカウントで2026年10月29日、『開催会場はリヤド・シーズン・スタジアムではなく、同じくリヤドにあるキングダム・アリーナになる』と投稿した。
しかし、2026年10月29日時点で、WWE運営からの正式な発表は行われていない。
果たして、今後WWEはどのような対応を見せるのか。そして、クラウン・ジュエルは予定どおり開催されるのだろうか。
今後の動向から目が離せない!