WWEの絶頂期であった90年代後半~2010年代前半という長期間にわたりWWEに在籍し、若手の壁、あるいは狂気のモンスターヒールとして、そしてアンダーテイカーの弟という複雑なキャラ設定を演じ切り、現在でも高い評価を受けているケイン。
多くの視聴者やレスリングファンから、彼は過小評価されているとの声もある。
特に2003年~2004年にマスクを外し、怪奇系として活躍したころのケインは、パートナーだったロブ・ヴァン・ダムを襲撃し、当時の実況アナウンサーであったジム・ロスに大やけどを負わせ、さらにはWCWの超人であったゴールドバーグを力でねじ伏せて苦しめるなど、その暴走と強さは見る者に恐怖を植え付けた。
ケインは身長203cm、体重143kgという巨漢で、若い頃は身長213cm、体重173kgのビッグ・ショーを軽々と持ち上げてボディスラムをするなど、パワーもさることながら、ハリケーンラナやダイビング攻撃といった技もできることから、ビンスからもお気に入りの選手として重宝されていた。
そんなケインは、2018年7月からプロレスラーとしては引退。
それ以降は、本名であるグレン・ジェイコブスという名義で、同年8月からはテネシー州ノックス郡郡長として活躍。
現在アメリカ大統領で、WWE殿堂入りでもあるドナルド・トランプからも高い評価を受けていた。
そんなケインであるが、2026年9月1日に、8年間続いたノックス郡郡長としての公務に終わりを告げることとなった。
現時点でケインがWWEに復活するかは定かではないが、ニュースサイトAxiosによると、マーシャ・ブラックバーン上院議員がテネシー州知事選で勝利し、上院議員の議席を辞任した場合、後任候補として立候補するといわれている。
これがもしも本当になった場合、WWEスーパースターからアメリカ上院議員となった史上初のケースとなる可能性がある。
現在、WWE関係者では教育長官となったリンダ・マクマホンが閣僚にいる。
しかし、リンダは上院議員になった過去はない。
とはいえ、過去にはWWE在籍選手で政治家として成功を収めた人物として、ミネソタ州知事としても活躍したジェシー・ベンチュラや、フロリダ州にあるロングウッド市の議員となったマット・モーガンなどもいる。
そのため、ケインが上院議員となったとしても、適応する可能性が高いといえるだろう。
果たして、ケインの今後はどうなるのか。
彼の今後に注目が集まる。