ゴールドバーグがコロナ感染で短い準備期間だったと明かす

今月サウジアラビアで開催されたエリミネーション・チェンバーでは、ビル・ゴールドバーグがユニバーサルチャンピオンのローマン・レインズに挑戦したものの、結果は敗れることになりました。

ゴールドバーグはポッドキャスト『CarCast』に出演し、このショーでレインズの対戦相手に選ばれた理由を説明しました。

「ローマンは偉大なヤツだ。正直に言おう。15年前の俺ならヤツを倒していただろうが今は?違うストーリーだ。俺は55歳だ。年に2回試合をする。どうすればいいんだ?大きなペイパービューでWWEユニバーサルチャンピオンを倒し、6ヵ月間ベルトを持ち帰ってチャンピオンに返り咲く?つまり俺が脚本を書いているわけではない。ただなんとなく従っているだけだ。実際俺が復帰した理由の一つは、この業界に対して恩返しをすることだった。ブロックと対戦するレッスルマニアに向けて、ローマンに100万ドルの価値を見いださせることができれば、それが俺の仕事だよ」

WWEからレインズと対戦すると連絡があったとき、ゴールドバーグは新型コロナウイルスに感染していたため、準備期間が2週間しかなかったことを明らかにしました。

「多くの人たちが(ローマン・レインズとの試合に関して)どんな結果になるかを理解していただけでなく、この試合のために極めて短い準備期間しかなかった。というのも3ヵ月間はトレーニングをしていなかったからだ。連絡を受けたとき、俺はCOVIDに感染していた。だからこのために2週間ジムで準備をしたんだ。みんなそれを分かっていない。ドキュメンタリーの中にも出てくると思うが、20歳でそれをやるのは大変なことだ。30歳ならもっと難しい。40歳ならほとんど不可能だ。55歳なら?つまり俺はそんなことをやってのける地球上にいる0.003%の人間の一人なんだ。だがそれをやる上でネガティブなことがたくさんある中で、自分をポジティブに保つのはメンタル的にとても大変なことだ。そうすると90%はストーリーラインがどうなるのか理解できる。ずっと苦しい戦いを強いられているんだ。今まで短いスケジュールでやってこれたのは、現時点での自分の能力を最大限発揮してきたからだよ」

 

関連記事

TOP