WWEが選手に他のプラットフォーム禁止を通達 追加情報

WWEは選手に対して他のプラットフォームの使用禁止を通達した後、発表した声明ではWWEが保有する知的財産を守る必要があると主張しました。

レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーは、今回のWWEの決定がUFCの状況と似ていると指摘しています。

UFCでは試合までのファイトウィーク中に選手個々で行うスポンサー契約を許可しなくなり、それによってUFCが独占権としてスポンサーに売り込むことができるようになっています。

そして今回の問題をもたらしている重要なこととして、選手がTwitchなどでWWEのキャラクターを使用していたり、ラナが『Bang Energy』とスポンサー契約していることであると伝えています。

レスリングオブザーバーは、WWEから具体的な詳細は明らかにされていないとしながらも、おそらく本名で使用しているYouTubeなどは禁止されていないのではないかと言及しています。

ちなみに今回の通達があった後、ペイジは自身のTwitchチャンネルのアカウント名を本名であるサラヤ・べヴィスへと変更しています。これもWWEのキャラクター使用が抵触する恐れがあったからかもしれません。

現在パンデミックの影響でライブイベントができなくなっており、トップのスーパースターを除いて、試合数の削減やグッズ販売の低下によって選手の収入が減っています。それによって選手たちは余った時間を他のプラットフォームで費やして稼ごうとするようになりました。

WWEの選手として仕事をする場合、ポッドキャストに出演して収入を得ることは大丈夫そうだとしながらも、他のプラットフォームを使って収入を得ることは禁止されることになりそうだということです。そのためもし選手が利用したい場合には、WWEのキャラクターとは関係ない本名で行っていくことになるかもしれません。

 

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