なぜThe OCが結成されたのか?本人たちが裏話を語る

現在RAWではAJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズの3人が、The O.C.として活躍しています。

彼らはリリアン・ガルシアのポッドキャスト『Chasing Glory』にゲストとして出演しました。

彼らが結成する前、アンダーソンとギャローズはWWEで出場機会が与えられず苦しい期間を過ごしていました。

現在ではAJスタイルズとともに主役を務めるようになったものの、当初アンダーソンとギャローズは一緒に移動することも嫌うほどの状況だったようです。彼らはそこに至るまでの経緯について語っています。

アンダーソン「私たちは哀れだったね。スタイルズが私たちと一緒に乗りたがっていたが、私たちが彼をすっぽかしていたんだよ。彼には私たちの不満を聞いて欲しくなかったから、わざとすっぽかしていたんだ。それが健全だったのか不健全だったのかはわからないけど、毎回乗るたびに私たちはうんざりしていたんだよ」

ギャローズ「彼をすっぽかしたりなんてしていないよ。でも私たちはとても憂鬱だったし、彼を置いて飛行機に乗ると不満を言っていたよ。仕事中も、ツアー中も、家にいるときも、毎日の生活で私たちはどこへ行くのか、いつ去るのか、契約はどうするのかといった全てのことについて私たちはお互いに話し合っていたんだ。なぜなら私たちは哀れな状況だったからね」

アンダーソン「それによって家庭生活も台無しにしたんだよ。私は家でも憂鬱だった。妻は、なんで家にまで持ち込んでくるの?って言っていたよ」

ギャローズ「妻と一緒に私たちは助け合ったんだ。私たちのいら立ちが決意の強さを表しているようだった。なぜなら私たちはこのときよりももっと良くなることはわかっていたからね。このビジネスの妻として理解しているけど、彼女たちは私たちがパフォーマーとして不安を抱えながら経験してきたことについては理解していない。だから彼女たちはおそらく気が合わずに、そういうことを言っていたんだと思うよ」

これに対してAJスタイルズは、アンダーソンとギャローズがWWEからチャンスを十分に得られていないという不満を理解しています。

AJスタイルズ「私は上手くいったけれども、彼らはそうではなかったから、彼らの気持ちは理解できるよ。同時に、彼らの言い訳っていうのが、彼らはショーの最初の部分にいて、私はメインイベントを務めていたから、彼らは私を待たずにホテルへ行くって言うことだった。それが言い訳だったね」

「彼らがそのポジションに不満を持っていたのはわかっていた。彼らに対しては、私と一緒に来て欲しいって求めたし、自分にも責任があると感じていたから私も不満だったよ。だから彼らが上手くいっていないのなら、彼らが上手くやれるようになるために私に何ができるだろうか?って考えたんだ」

「私には彼らが示しているよりももっと優れていて、彼らはそのためのチャンスを得られていないことはわかっていた。だから私たちはどうやってそこにたどり着けば良いのか?いつも答えを探していたんだ。たとえ彼らがそれを信じていなかったとしても、私はいつも私たちが一緒になるための方法を見つけようとしていた。私がチャンピオンシップを失ったときでさえも、“OK、大丈夫、それなら私たちはザ・クラブを復活させられるかい?”って聞いていた。そして私はプッシュして、プッシュし続けて聞いても“まだだね”って言われてきたんだ。すると突然、私たちがこれをできるようになったんだよ」

ギャローズは、WWEスーパースターは毎週番組でパフォーマンスをすることを望むため、みんなケータリングと関わらないことを望んでいると語ります。

またAJスタイルズは、かつて一緒にWWEへやって来たときのことを振り返りました。

アンダーソン「私たちが悲惨な状況だったとき、試合に勝ちたい、タイトルを獲得したいという気持ちはなかった。ただ十分に活かされていないって感じていたんだ」

ギャローズ「私たちはテレビでも何もしていなかったからね。ただパフォーマンスがしたかっただけだった。ケータリングがやって来たから食べてそこに張り付いている。長いテレビ収録があっても何もすることがないし、誰とも話をしていなかったね」

AJスタイルズ「彼らに対して責任を感じていたから、私たちが一緒になったときには、“大丈夫、私たちなら上手くやり遂げられるよ”って感じだった。すると突然私たちは別の方向へ進んだんだ。仕方がないことだった。彼らはRAWのままで、私はSmack Downに行くことになった。何が起こっているのかわからなかったよ。少しの間だけ彼らはRAWタッグタイトルを獲得したし、良いかなって思ったんだ」

今年The OC全員がWWEと新しい契約を締結しましたが、AJスタイルズはこれが最後の契約になると語っています。

AJスタイルズ「WWEとサインした契約は、私にとって最後になると言えるだろう。これは私のためにやったことだ。何が起ころうとも、ここが私のキャリアを終わらせる場所だよ。私は自分の子供たちと一緒にいたいんだ」

 

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