ケニー・オメガがジェリコ戦、新日本、中邑真輔について語る

1月4日に新日本プロレスの東京ドーム大会でクリス・ジェリコ戦を控えているケニー・オメガですが、ビッグマッチを控えた彼は『Sports Illustrated』のインタビューに答えました。以下はそのハイライトです。

クリス・ジェリコ戦について「今回の試合は、WWEと新日本プロレスを呼び起こすきっかけになることを望んでいる。この試合は多くの目を向けさせることになるだろうが、この試合を見たときに感じたことない気分になるだろう。他には類を見ない特別な世界の衝突だ。私たちが試合で見せる攻撃、バイオレンスによって、人々から新しい感情を呼び起こすだろう」

「私たちがこれまでに実現したことは小さなチャンスであったことはわかっていた。しかし私たちは、ファンを巻き込んで本当に楽しめる何かをしたかったんだ。私たちは一緒に働いているというアイデアを示したいと思っていたし、今回のソーシャルメディアでのバトルは、たとえドリームマッチであったとしても、みんなにとって楽しいものだった。それがWWEのスーパースペシャルゲストのクリス・ジェリコによって実現することができた。彼はビンス・マクマホンの弟子であり、他の団体では働くことはないと言っていたが、新日本プロレスにやって来るんだ」

「どんどん機運が高まっていって、もはやクリス・ジェリコとケニー・オメガが戦ったらどうなる?というレベルになった。レッスルキングダム12では、この試合が実際に行われるんだ。利益を生み出すことになり、この試合の成功は今後の良いビジネスのために垣根を超えることにつながる可能性がある」

新日本プロレスの成長「2015年以降、新日本プロレスは着実に成長している。私が新日本で始めたときは謙虚な夢を持っていたが、今は会社に真の力を手にして欲しいと思っている。私はWWEと直接対決をしたいと言っているわけではなく、誰もが見ることができるオプションにしたいと思っているんだ。私はそれが地球上で最高のプロレスだと誇れるものだと思っているし、それを自分が導く人になりたいんだ。私は本当に自分の能力を信じている。私が作り上げたスタイルは、プロレスファン、そしてまだ私を見たことがない人々でも好きになるものだよ」

「何事にも最適な時と場所というものがある。新日本のオフィスはいつも計画が素晴らしい。彼らはベルトに何か意味のあるものにしたがっていて、今ではオカダがチャンピオンとして戴冠記録を持っている。それは威信を上げることになり、おそらくオカダからタイトルを奪う人は誰でも長く保持することを考えるだろう。私は今、USタイトルを持っている。中邑がICタイトルを作り上げたのと同じように、素晴らしいタイトルにするつもりだ。クリス・ジェリコは、新日本をより世界的に知られた団体にするという私の第一目標に貢献してくれたよ」

中邑真輔について「彼がWWEで得ている反応には満足しているよ。もちろん、彼が去ったとき新日本にいた私たち全員が、彼のカリスマ性を理解しているよ。しかし中邑をWWEで見ると、彼がリング上で魅力的なパフォーマンスをやっているとは言い難いかな。それは残念なところだ。一つの優れたストーリーと瞬間があって、人々は彼がしている全てのものに魅了されるんだ。今彼はそれをやっていない」

ジェリコ戦はWWEに対するメッセージ「私たちは両者ともその声明を発信するためにそこにいる。私たちが思い描いているプロレスが正しいという強い信念を持っている。今からあなたたちはこれら2つの対戦を見ることになる。インスピレーションを受けたアーティスト対ビンス・マクマホンのビッグなメガスターだ。この試合が激突することで、彼らのビジネスアイデアはどうなるだろうか?この試合は異なる雰囲気であり、特殊な性質をもち、世界の注目を集めるだろう」

(si.com)

 

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