米国時間2026年4月6日、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで「マンデー・ナイト・RAW」が放送された。
番組開始早々、反逆のカリスマことCMパンクが登場。
会場は大きな歓声と騒然とした空気に包まれた。
自身が大きなピークを迎えた2011年の夏を彷彿とさせるように、パンクはリング中央に座り込み、アピールを行う。
「ヒューストンはプロレスの街だ。ここには多くの歴史がある。昔の男たちの武勇伝が好きだった。時々妄想するんだ。俺がもしハーリー・レイスだったらってな。でもこれは現実だ。」
そう語ると、パンクはゆっくりと立ち上がった。
「ちなみにここにはローマン・レインズは来ていない。あいつは先週、俺にパワーボムされたからな。あいつは俺を老いぼれと言ったが、俺はここにいるぞ!」と、抗争相手を強烈に批判した。
さらに、運営会社であるTKO Group Holdingsについても言及。
「なぜレインズは試合に出てこないのにトークショーには出られる?それはTKOグループがいるからだ。そしてその役員にはロックがいるだろ?」
観客はTKOグループに触れたあたりから一気にヒートアップし、会場は異様な盛り上がりを見せた。
しかし、CMパンクの“本番”はここからだった。
「おい、よく聞け!パット・MAGAフィー!このアメフト上がりの田舎者野郎!お前はプロレスの世界に土足で上がってきやがって!」
現在コーディ・ローデスと抗争中のランディ・オートンに加担したパット・マカフィーに対し、ドナルド・トランプ支持層の「MAGA」に絡めた痛烈な暴言を浴びせた。
余談だが、CMパンクは過去に民主党支持を表明したこともあり、反トランプ・反共和党の姿勢で知られているレスラーでもある。
パンクはここで止まらない。
「マカフィー、お前はレッスルマニアのチケットの売れ行きが良くないと言っていたな!だったらその無能なマネージャーに今すぐ電話しろ!チケット価格を下げろ!なぜなら俺は全米の家庭に、ローマン・レインズをボコボコにするところを見せたいからな!」
当初はパンクにブーイングしていた観客も、この発言には大歓声で応えた。
というのもここ数年、アメリカでは物価上昇によるインフレが社会問題となっており、WWEもその影響を受けている。レッスルマニアのチケットは高額化しており、観戦のハードルが上がっているといわれている。
こうした状況が現在のWWEファン層に大きく影響しており、パンクの発言は値上げへの風刺として受け取られたといえるだろう。
運営会社批判、インフレ問題、さらには政治ネタまで織り交ぜた衝撃のマイクパフォーマンス。
2011年の夏を象徴した“反逆のカリスマ”は、今なお健在であることを強く印象づけた!