NXT女子戦線の中心人物であるジェイシー・ジェインが『Busted Open Podcast』で語った内容が大きな反響を呼んでいる。彼女はまず、急速に支持を集めているテイタム・パクスリーについて触れ、「彼女が話すときに伝わる覚悟がある。次の段階に進む準備も、実力も備えているし、観客もそれを感じている」と称賛した。さらに「昨夜のリング上では鳥肌が立ったほど。個人的な感情ではなく、彼女の“瞬間”が来ていると感じた」と話し、自身がかつて感じたプレッシャーと重ね合わせながら、パクスリーへの共感を示した。
次に話題となったのは、彼女が率いるユニット「フェイタル・インフルエンス」のメンバー交代。元メンバーのジャズミン・ニックスが謎の襲撃を受けて離脱。襲撃犯がレイニー・リードだったことが判明し、そのリードが新たにユニットへ加入した。ジェインは「一緒に試合をしたばかりだけど、初めて組んだ瞬間からケミストリーを感じた」と語り、リードの将来性についても「彼女は優秀なレスラー。吸収が早く、常に学ぼうとする姿勢がある。誰かを“アップグレード”という表現はしたくないけれど、彼女は完璧にチームにハマっている」と評価した。
また、たび重なるパートナー交代にも触れ、「私は新しい仲間と組むことにはもう慣れている。これはビジネスの一部で、変化は常に起こる。だからこそ流れに身を任せることも必要」と笑いながら語った。ショービジネスの世界において変化を恐れず順応し続けるジェインの姿勢には、まさに“プロフェッショナル”の貫禄がにじむ。
NXTの女子ディビジョンは現在、フェイタル・インフルエンス、メタ・フォー、テイタム・パクスリーらがしのぎを削る新時代突入の最中。そこに新加入のレイニー・リードが嵐を巻き起こす予感も漂う。中心に立つジェイシー・ジェインは変化を恐れずその全てを力に変える強さを持つ存在だ。新体制となったフェイタル・インフルエンスが、NXT女子戦線にどんな嵐を吹き込むのか？リング上でもバックステージでも、彼女たちの物語から目が離せない！