プロレス史に残る最悪のキャスティング!2001年、WCW買収によりWWEに移籍したダイヤモンド・ダラス・ペイジが、その衝撃的なデビューの裏側を語った。3度の世界王者という実績を持つ大物がWWEに登場した際、ファンは当然メインイベント級の活躍を期待した。だが実際に用意されたのは「アンダーテイカーの妻サラを追い回すストーカー」という、まさかの悪役設定だった。
ペイジによると、初対面したヴィンス・マクマホンに対し「握手じゃなくハグさせてくれ、ずっと会いたかったんだ」と親しみを込めてあいさつ。しかしその直後、ヴィンス、シェイン、そして自身の妻キンバリーも同席する中で「テイカーの妻をストーキングする役をやってもらいたい」という提案がなされた。ペイジは当時を振り返り、「もしこれがWCWだったら即座に”ふざけるな”と断ったけど、新参者として機会を失いたくなかった」と語る。
結果的に、この「ストーカー・アングル」は完全に一方的な展開となり、ペイジは3か月間アンダーテイカーにボコボコにされ続け、最終的には妻のサラにまでピンフォール負けを喫する屈辱を味わった。この経験はプロレス史上「最も無駄遣いされたスター」「インベージョン時代の最大の失策」として語り継がれている。
ペイジは「交渉の席で、相手が欲しがっているものを持っているなら、恐れずに席を立つことだ」という人生の教訓を得たと振り返る。「あの時心の声に従って”俺がテイカーの妻をストーカーって?バカげてる”と言うべきだった」と苦笑いで語った。
現在のペイジは「DDPヨガ」で多くの人々の健康と人生を変える活動に専念し、新番組『Change or Die』も好評配信中だ。リング上での屈辱を乗り越え、今では真の”人生の勝者”として輝いている!失敗を糧に這い上がったペイジの姿こそ、真のチャンピオンシップ・スピリットだ!ダイヤモンドは永遠に輝き続ける!