AAAメガ王者エル・イホ・デル・ビキンゴが、6月7日に開催されたWWE×AAA「ワールズ・コライド」イベントでチャド・ゲイブルを相手に王座防衛を果たした。メインイベントでの激闘の末、ビキンゴはゲイブルの必殺技アンクルロックを受け、試合後には足をかばうそぶりを見せていたため、ファンの間では「ビキンゴが負傷したのでは？」と心配の声が広がった。
しかし、PWInsiderの報道によれば、今回のクロスオーバー大会でビキンゴにケガはなかったとのこと。実際、ビキンゴは同日開催された「マネー・イン・ザ・バンク」イベントにも元気な姿で現れており、足のダメージはあくまで“試合の演出”だったようだ。プロレスラーならではの巧みなセル（受け）の技術で、観客を最後までハラハラさせてくれたというわけだ。
この「ワールズ・コライド」は、WWEとAAAのスター選手たちが一堂に会する夢のクロスオーバーイベントであり、ビキンゴ対ゲイブルの一戦はその象徴ともいえるカードだった。しかも、今年4月にWWEがAAAを買収したばかりというタイミングでの開催ということで、今後の両団体の関係やストーリー展開にも大きな注目が集まっている。
ビキンゴは今回も王者としての意地と実力を見せつけ、ファンの期待に応えた！今後もWWEとAAAの垣根を越えたドリームマッチやサプライズが続々と実現する予感しかない。ビキンゴの華麗な空中殺法と、世界の強豪たちとの激闘からますます目が離せないぞ！今後のプロレス界の“新時代”を、みんなで熱く見届けよう！