セス・ロリンズ「世界ヘビー級王座は過小評価されている」

世界ヘビー級チャンピオンのセス・ロリンズは『My Love Letter to Wrestling』に出演して様々な話題について語りました。

ナイト・オブ・チャンピオンズでAJスタイルズに勝った後、新しいタイトルをトリプルHから手渡されることになりました。

ロリンズはトリプルHとの世界ヘビー級王座への道のりについて語っています。

「確かに正直に言うと、我々2人にとっての道のりだったと思う。彼は昨年末にクリエイティブの座に就いた。彼はこの数年明らかに人生の大きな変化を経験し、俺もそうだった。そして我々は同じ方向を目指していて、ナイト・オブ・チャンピオンズで新しいタイトルを掲げているこのとてもクールな瞬間に一体となったんだ。素晴らしいことだったね。我々2人にとって非常に充実した瞬間だったと思うよ」

世界ヘビー級タイトルは、もう一つのユニバーサルタイトルを持つローマン・レインズがSmack Downにいること、さらに番組やライブイベントに毎回出場しないことから創設されたタイトルでもあります。

しかしロリンズは、現時点で世界ヘビー級タイトルが十分な評価を与えられていないと考えていることを明らかにしました。

「世界ヘビー級王座のことをワークレート(たくさん良い試合をする)タイトルと呼ぶのは、ちょっと過小評価だと思う。結局のところ、このタイトルが存在するのは、我々のロスターが才能に満ちあふれているからだ。チャンピオンがあまりいないのはもったいないことだ。このタイトルを保持できるような、相応しい挑戦者がたくさんいたからこそタイトルが存在するのだと思う。もしロスターが弱くて状況が良くないのであれば話は別で、チャンピオンがライブイベントに出たがらなかったり、不在だったりしてもいいかもしれないが、そうではない。ここからサウジアラビアのジェッダ、フランスのパリ、メキシコシティへ行っても完売して盛り上がっているし、それは関係ないことだ。そのレベルを代表するような世界ヘビー級チャンピオンを男子の方に用意する必要があるんだ。このタイトルをプロレス界のどのチャンピオンシップにも負けないような大きなものにするために、我々は努力を惜しまないつもりだ。それにその努力をする必要がないと思っているような甘さはない。実現しなければならないことは分かっているが、ロスターもいるし、時間をかけてもいいと思えるメンバーやクルーが揃っているから、それなりに大きく感じられるのだと思うよ」

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