アンダーテイカーが連勝が途絶えたレスナー戦について語る

サバイバーシリーズで引退したアンダーテイカーは、先日『The Broken Skull Sessions』でスティーブ・オースチンと対談しました。

かつてレッスルマニアで連勝を続けていたアンダーテイカーでしたが、2014年のレッスルマニア30でブロック・レスナーに敗れたことで連勝記録が21でストップしました。

アンダーテイカーはこのときのことを振り返り、フィニッシュが変更されたのは試合当日だったことを明らかにしています。

「その日ビルに着いたときには、その時点でまだ俺がぶっ飛ばすことになっていたが、その日のうちにフィニッシュが変わったんだ。俺は一人でドレッシングルームに座って考え事をしていた。するとビンスがやって来るのが見えて、部屋に入って来たからすぐに理解したよ。なぜ彼がやって来ただけでわかったのかというと、そんなことは滅多にないからだ。ビンスが来ることはほとんどない。もし何か用事があれば、誰かを使って『ビンスが会いたいそうだ、事務所に来てくれないか?』って言われるだけだからね。だから彼がドレッシングルームに来たとき、すぐに俺は『フィニッシュが変わったんだろう』って言ったんだ」

「それは頭の中で考えていたことだ。彼がブロックにすると言ったから、俺は『いいのか?』って言ったんだ。すると彼は『もしブロックが君を倒さないなら、他に誰が勝つんだ?』と中途半端に俺を納得させようとしていたよ。俺はもし相応しいヤツがいないなら誰もいないだろうと思っていた。記録が破られない方が歴史の一部となってクールだと思うだろう。しかしいつか彼らがそのカードを引くことはいつも頭の中で考えていたし、それは仕方がないことなんだ」

アンダーテイカーはもし連勝記録が破られるなら、新たな選手を引き上げることを常に望んでいたものの、ビンス・マクマホンがすでに有名になっているレスナーにしたことについては疑問視しています。

「それを必要とする誰かのために取っておきたいといつも思っていた。もし彼が連勝を破るなら、相応しい人であって欲しかった。個人的にはブロックに必要ないと思ったね。ブロックは俺に倒されていた。ブロックが勝つことでこれ以上引き上げることにはならないと思ったから、それがビンスに対して唯一疑問に思ったことだね。ブロックが相応しいのか?これによってブロックを新しいレベルに引き上げようとしているのか?それならむしろローマン(レインズ)のためにやった方が良かったと思う。ローマンにとってはもっと意味のあるものだっただろう。なぜならブロックはすでにWWEでもUFCでも活躍していたし、みんなを倒してきているからね。彼が相応しいとは思わなかった。でも問題はなかったね。俺はブロックのことが死ぬほど好きだからだ。ただ彼が相応しいとは思わなかっただけだよ」

 

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