ゼリーナ・ベガが選手になったことについて語る

今週のRAWではゼリーナ・ベガがミッキー・ジェームスに勝利して、クラッシュ・オブ・チャンピオンズでRAW女子チャンピオンのアスカに挑戦することが決定しました。

これまではアンドラーデやエンジェル・ガルサのマネージャーを務めてきたものの、今後は一人の選手として活躍していくことになります。

ベガは『TV Insider』のインタビューで、マネージャーから選手になれたことについて言及しました。マネージャーをやりながら、これまでずっと選手になることを望んでいたことを明らかにしています。

「WWEでチャンスを得るまで約7~8年かかったから切望してたわ。何度もトライアウトを受けたけど、まだ適切な時期ではないと追い返されてきた。常に何かが足りなかった。でも私は打たれ強い性格なの。どうしたらもっと良くなるだろうか?どうしたら自分を高められるだろうか?って言い聞かせていた」

「アンドラーデと組まされたときは雷が落ちたような気持ちだったわ。ここに来てから自分の実力を証明するために一生懸命頑張ってきたと思っていたからね。自分が持っている才能はわかっていたからハングリーな気持ちだった。そして彼にはさらなる熱量が必要だった。私たちはお互いに陰と陽なのよ。完璧に上手くいったわ。でも私は自分の実力を証明する必要があると思っている。11年間もプロレスをしていないから、今ではみんなからマネージャーだと思われているわ。誰も私の実力を見ていない。私には今2つの側面があって、(夫である)アリスター(ブラック)のおかげで打撃的な面がある。そしてアンドラーデのおかげでルチャ的な面もある。良いコンビネーションだわ」

ベガはWWEと最初に契約したときに、選手ではなくマネージャーとして頻繁に起用されたことについて失望したかどうか尋ねられました。

トリプルHと話した内容も明らかにし、マネージャーとして学んだことも役立っていると語っています。

「正直言って、失望することはなかった。私にとって新たなる挑戦だと思っていたからね。ハンター(トリプルH)とも話をしたよ。彼は『プロレスをやりたいのはわかるが、これは素晴らしいスタート地点だと思う。もしまだプロレスをやりたいと思っているなら、必ずそこに向かっていこう。でもこの役が好きならこのまま進んでいこう。この役は君にとって素晴らしいものになると思うよ』って言っていたわ」

「ポール・ヘイマン、シェリー(マーテル)、メリーナのような人たちを見ていると感じることがあるの。彼らのおかげで最終的な私が形作られたんだとね。私はマネージャーになりきれなかったけど、その方法を学んだ。アンドラーデがケガをしたとき、みんなが私にしかめ面をするよう求めるけど、それはおかしな話。それが私の本当の反応だからできないし、彼のために本当に不安になっているの。兄弟のように彼のことを気にかけているし、だから私のキャラクターの信頼性を高めてくれているんだと思うわ」

またベガは、自身の名前の由来について明らかにしています。ストリートファイターのキャラクターであるバルログ(海外ではベガという名前)から取って、ベガという名前を付けたと語りました。

「苗字のベガはストリートファイターから付けた名前で、彼のことが好きなの。ロイヤルランブルでは彼の格好を真似てみたでしょう。それからもっと複雑なものをしたいと思ったときには、サマースラムでオーバーウォッチのソンブラをやってみたりね。そのとき何がしたいのか、ストーリーが何を求めているのかによって、その日誰を私のキャラクターにするかを決めるの。他の女性を見ても、私が身に着けているものは何も似ていないから、いつも違った存在になろうとしている。それを誇りに思っているわ。もしゼリーナが人形だったら、どんな姿をするんだろうって感じでね。彼女がなろうとしている姿はみんな正確にわかっているし、それが私にとって重要なことなの」

 

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