ラミ・セベイvsザ・ジャッジメント・デイのフィン・ベイラーvsセス“フリーキン”ロリンズの試合が予定されていたが、予選試合はこれだけではなかった。メンズ・マネー・イン・ザ・バンク・トリプルスレット予選では、アメリカン・メイドのチャド・ゲーブルvsドラゴン・リーvsペンタの試合が行われた。
この試合は、ポール・ヘイマン率いる新鋭ペンタが番組のオープニングでパフォーマンスを行った直後に幕を開けた。タンパのファンは、この3人の激闘を心待ちにしていた。試合開始早々、ペンタとドラゴン・リーはチャド・ゲーブルを排除し、タイマン勝負を開始。
ペンタは自身のパワーを存分に発揮するチャンスを得たが、リーも負けていない。観客席にはバイキンゴがおり、チャド・ゲーブルが彼に文句を言った。すると、どこからともなくリーが現れ、ペンタに飛びかかるとゲーブルはバイキンゴに攻撃を仕掛け、リング上で試合を続行。
試合は続き、チャド・ゲーブルがダブル・ジャーマン・スープレックスを決め、さらにトップからのムーンサルトでニアフォールを奪う。しかし、バイキンゴがゲーブル蹴り飛ばすと、ドラゴン・リーが立ち上がりダブル・ストンプを叩き込む。しかし、ペンタはメキシカン・デストロイヤーと技を繰り出し、勝利を収めた。
チャド・ゲイブルは頭を骨折し、ペンタが祝福する中、大量流血。バイキンゴはこの試合で確かにメッセージを送った。
WWEスマックダウンでは、ソロ・シコアがメンズ・マネー・イン・ザ・バンク戦の出場権を獲得。LAナイトもスマックダウンでマネー・イン・ザ・バンク戦への出場権を獲得した。
バイキンゴの応援で勝利を収めたペンタ。彼の快進撃は続く。