セス・ロリンズが世界ヘビー級王座の必要性を語る

セス・ロリンズはポッドキャスト『Out of Character』に出演しました。

今年WWEはRAWのタイトルである世界ヘビー級王座を創設し、5月のナイト・オブ・チャンピオンズでロリンズが初代チャンピオンとなりました。

ロリンズはこの世界ヘビー級王座が、ローマン・レインズが保持するユニバーサル王座のセカンダリーだと言われることについて、新王座の必要性を語りました。

「このタイトルが、ローマンが持つタイトルと同じだと錯覚しているわけではないよ。このタイトル(ユニバーサル王座)はここ数年ずっと存在していたし、多くの資本が投入されてきた。大きな意味があるんだ。マネー・イン・ザ・バンクで(レインズが)3年半ぶりにピンフォールされたときでさえ、それがどれだけ明白だったか見ただろう。いきなりこのタイトル(世界ヘビー級王座)がそんなに重要なものだと装うことはできない。そんなくだらないものは誰も買わないよ」

「俺がいつも尊敬して憧れるのは、全ての町にタイトルをもたらして防衛し、時が経つにつれてみんながそれをすごいことだと信じるようになったチャンピオンだ。俺はシナやCMパンクが世界チャンピオンだったときにやって来た。ブレット・ハート、ショーン・マイケルズ、トリプルHを見て育ったんだ。彼らは世界タイトルを巻くためにやって来た。俺は彼らの穴を埋めるために、そしてこの世界ヘビー級王座を自分や他の選手にとって可能な限り大きなものにするために、できる限り努力をしているよ」

「もしローマンが俺のようなことをやっていたら、セカンダリー王座は必要なかった。そういうことをやっている人がいるなら、RAWに別の世界ヘビー級王座は必要ないだろうね。それはキャラクターやショー自体に方向性を与えることになる。というのも彼が選んだスケジュールやタイトル保持でやりたいことは、俺がやっていることではないため、誰かがその穴を埋めなければならないからだ。しばらくの間、US王座で頑張ったけど、世界ヘビー級王座のようには感じられなかったね。そのような人がいなければならないし、誰もが目指して戦える場所がなければならない。そこにぶら下がるニンジンになれて、俺はとても嬉しいよ。いいことだと思うね」

「もしローマンがこんなことばかりやっていて、色々な場所で王座を防衛していたら、こんな問題や課題は起きなかっただろうし、新たな王座の必要性もなかっただろうね。それにもしロスターがこれほど豪華で、世界ヘビー級チャンピオンに相応しい選手がたくさんいなければ、タイトルの必要性もなかっただろう。一人のスターによるプロモーションだったらそれでもいいけど、我々には両方のブランドにたくさんスターがいる。ケビン(オーエンズ)、サミ(ゼイン)、AJスタイルズ、ジャッジメント・デイの全員、ドリュー・マッキンタイア、シェイマス、エッジ。世界ヘビー級チャンピオンになる可能性のある選手、過去にチャンピオンになった選手、もしくは将来チャンピオンになる可能性のある選手がたくさん控えている。彼らが争うことができるタイトルが必要なんだ」

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