ダニエル・ブライアン「ケニー・オメガを尊敬している」

ダニエル・ブライアンは『My Mom’s Basement with Robbie Fox』に出演し、AEWのスター選手であるケニー・オメガについて言及しました。

ブライアンは2009年にプロレスリング・ゲリラ(PWG)でケニー・オメガと対戦した試合を思い出し、次のように語っています。

「今のケニー・オメガは当時と全くの別人だと考えなければいけないね。今ダニエル・ブライアン対ケニー・オメガ、もしくはブライアン・ダニエルソン対ケニー・オメガをブッキングして、ジョン・ジェイコブ・ジングルハイマー・シュミット(アメリカの伝統的な子供の歌)をやったところで誰も喜ばないだろうね。でも当時の彼は今よりもはるかに知名度が低かった。覚えているのはホテルにいたとき、彼がそのアイデアを提案したかどうかはわからないが、私たちはそういったことを考え始めたんだ。私はそれを笑い飛ばしたけど、彼は『いや、やってみたらどうだ?』と言っていた。私は本気で言ってるのか?って感じだったね」

「最終的にはそのアイデアに同意したけど、試合のことは何も覚えていないんだ。良かったのかどうかさえ何もわからない。ただジョン・ジェイコブ・ジングルハイマー・シュミットのことだけは覚えているよ。あれが上手くいくとは思っていなかったね。みんなまだこの曲を知っているのかな?って疑問だったけど、実際にやってみたらみんな大喜びしてくれたんだ。とても気に入ったよ」

またブライアンはオメガのスキルを称賛しつつも、最大の強みは唯一無二とも言える考え方にあると語っています。

「ケニー・オメガのことは非常に尊敬している。それは彼が素晴らしい試合を行ってきたからだけではない。彼はプロレスを他の誰とも違った見方をしているんだ。例えばヤング・バックスを見ても、みんなは同じようなことを思うだろう。ヤング・バックスのプロレスを見れば考え方がよくわかる。彼らは若いとき非凡な空中戦を好んでいたね。そしてそれを真似るだけでなく、そこから進化したからこそ彼らのプロレスの姿は多くの人の心に響くのだと思う。一方でケニーにはこれまでに進化したポイントは存在しない。彼の頭の中に入ってきた全く新しいものに果敢に挑戦しているだけなんだ」

 

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