ブラウン・ストローマンがうつ病だった過去を語る

ブラウン・ストローマンは今週リリアン・ガルシアのポッドキャスト『Chasing Glory』でインタビューを受けました。

そこでストローマンは常に巡業を行っていることが私生活に影響を与え、パートナーと別れたことでうつ病に悩んでいたことを明らかにしています。

しかしビンス・マクマホンと話したことで、自殺をすることなく立ち直ることができたと語りました。

「昨年初め頃は最悪だったよ。本当に最悪な別れを経験したんだ。私生活はめちゃくちゃだったし、WWEスーパースターとして巡業の生活と私生活のバランスを取るのは本当に難しい。それが関係が上手くいかなかった理由の一つだよ。仕事でも自分は重要な存在ではないと感じるようになってしまい逃げ場がなかった。頭が混乱していて孤独だったよ」

「ちょうど新しい家に引っ越したんだ。湖畔にある美しい夢のような家を買ったんだよ。そのとき6~7ヵ月間住んでいたが、部屋には唯一マットレスが床に敷かれているだけで、リビングにもリングサイドチェアが置かれているだけだった。巡業から帰ってくると、何もないリビングにただ7時間も座っているだけだった。なぜなら憂鬱な状態から抜け出せなかったからね」

「ビンス(マクマホン)のところで自分が悩んでいると話したとき、違った解釈をしたメディアには本当に腹が立った。私がWWEに不満を持っていたからドキュメンタリーで自殺をしたいと話したと解釈されていたが、実際には完全に真逆だったんだ。WWEという存在はあの時の私の人生において唯一ポジティブなものだった。私生活で起きていたことが精神的にとても辛くなって、それが仕事にも影響しただけだ。私は地球上で最も素晴らしい仕事に就いているよ」

「ビンスとはゆっくり話し合ったよ。父と息子のような会話をしたんだが、彼は私を元気づけてくれたし、私にはないと思っていた豊かさを感じたよ。時間を割いてくれた彼には本当に感謝している。それによって彼との友情もさらに深まったよ。彼には永遠に恩義を感じているんだ。『私が君を必要としているから君は仕事に来ているんだ。ここにいて欲しい。ショーが成功しているのは君のおかげだよ』彼のその言葉が私を安心させてくれた。それによって自分は思っていたほど悪くはないんだって気づけたんだ」

「叔父が亡くなった直後のこともあって、多くのことが私を手に負えない状況に陥れた。世界中にいる何百万人もの人たちが私を尊敬してくれているのに、彼らのためだけでなく自分の家族のために何て利己的なんだと気づいたんだ。辛いことがあるとそういったことを考えてしまう。結局のところ、自殺は非常に利己的なものだ。他人に与える影響を考えないし、それが私ができなかった最大の理由の一つだった。両親、いとこ、友人、世界中のファンが私を尊敬して頼りにしてくれているから、私には自殺なんてできないよ」

 

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