セス・ロリンズがレイ・ミステリオとの試合について語る

今月行われたエクストリーム・ルールズでは、セス・ロリンズ対レイ・ミステリオによるアイ・フォー・アイマッチが行われました。

相手の目玉を取ったら勝利というこれまでにはなかった試合形式で行われることになりましたが、ロリンズは『talkSPORT』のインタビューで、試合までどのようにして準備を進めたのかについて語っています。

「間違いなくこれまでになかった試合だね。おそらくみんな何が起こるのかという病的好奇心から注目したんだと思う。まさかあのような試合に出場するとは思っていなかったよ。試合形式を知らされたとき、驚かされたし、どうやって準備をしたらいいのかわからなかったね。これまでにレイ・ミステリオの試合はかなり見てきたけど、今回はファースト・ブラッド・マッチを研究して試合に臨もうとしたんだ。それが唯一アイ・フォー・アイ・マッチに似ている試合だと思ったからね。そういった試合で研究して、どういった試合になるのか、どのように進んでいくのかを確認してからアイ・フォー・アイマッチに出場したよ」

「それは最高の完成度だったか?ノーだ。人々の注目を集めることができたか?もちろんだ。だってTMZに掲載されたんだからね。プロレスとして果たしたかったことは成し遂げたんじゃないかと思うよ。私たちが非常に興味深いストーリーを伝えたことで、不気味なものだったのにフィニッシュには外からの関心があったからね。それでOKさ」

この試合にはビンス・マクマホンが大きく関わっていたと報じられていたものの、ロリンズによると、実際にはほとんど関わっていなかったようです。

マクマホンは最終決定を下したのみで、試合のほとんどは自分たちで考えだしたものだとロリンズは語っています。

「たいていの場合、ビンスがやりたいことがあると私たちに言って、あとはどうやって最後まで持っていくのかを私たちに考えさせてくれるんだ。繰り返しになるけど、そのアイデアが出されたときにはびっくりしたよ。バカげていると思ったし、ちょっとしたジョークだとも思ったね。でも考えるほど、それによって他とは違ったものが実現できるだろうって思ったんだ。それは良いことだし、最初から全てをあざ笑う必要はない。それにそんな人間にはなりたくないよ」

「ビンスはみんなが思っている以上に人任せにするんだ。99.9%は自分とレイ・ミステリオとジェイミー・ノーブルによって作られたからね。最後のフィニッシュがどんなものになるのか最終的な決定を下したのはビンスだったけど、それだけだったよ。最後がどのように見えるのかについては、いくつかのバージョンがあったが、私たちは最も筋が通っていると思うものを選んだんだ。みんなで決めたよ。最終的には誇れるものになったね。レイ・ミステリオのようなレジェンドと長時間リングに立つのは初めてだったし、刺激的なフィニッシュで良い試合だった。少しも心配することはなかったよ」

 

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