ジョン・シナがザ・ロックとの関係について語る

WWEスーパースターのジョン・シナは『92NY Recanati-Kaplan Talks』に出演しました。

現在は同じ俳優として活躍するザ・ロックとは、2012年のレッスルマニア28に向けて、1年間ストーリーラインを展開しました。

シナは当時、ザ・ロックがハリウッドでのキャリアをスタートさせるためにWWEを去ったことに対して批判しました。

しかし現在ではシナも俳優業で成功しており、WWEには時折復帰しています。

シナはザ・ロックとの関係について言及しました。

「私も年だからね。もう5年くらい試合に勝っていないんだ。誰も気づいていないけど、統計データを確認するとちょっとスランプ気味だ。彼は決して簡単な相手ではない。ザ・ロックと戦う前に、もっと簡単な相手と対戦して勝利を積み重ねる必要があるね」

「私の目から見ると、ある小さな問題で失敗してしまったことを除いて、常に良い関係であったと思いたい。そのとき自分勝手にWWEで過ごしていた私には、成長や他人の視点という概念がなかった。ドウェインのコメントは偽りのものだと思ったし、私の考えは大好きなら毎日そこにいるべきだというものだ。私はなんて偽善者なんだ。なぜなら私は今でもWWEを愛しているけど、いつも行けるわけではない。ただそれがわからなかったんだ。とても利己的だったね。彼の電話番号を知っていたし、そのことについて話すこともできたはずだ。でもこの男を罵ってしまった。この瞬間、彼は私にチャンスを与えてくれたが、私は蹴破るつもりだった。私は熱心だったし、彼は業界の認識を変えていたからなぜ彼が怒っていたのかも理解している。彼やデイブ・バティスタはWWEにいることをOKした。WWEは見世物のパフォーマーのようなステレオタイプではない。プロレスラーは長い間、見世物としてステレオタイプがあった。彼らは壁を壊し、その上芸術を超越した存在だ。私はただ自分勝手に魅力的なメインイベントを望んだだけだった。というのもそれが私の考えるこのビジネスを良くする方法だったからだ。それはただ目先のことしか考えないわがままな考えだよ」

シナは一時期、ザ・ロックとの関係が良くなかったことがあったとしながらも、今は良い状態にあると語りました。

「危うくなるところだったよ。一時期、我々の間に悪い雰囲気が漂っていたことがあったが当然だ。なぜならドウェインはWWEに復帰したとき、できる限りオープンにビジネスに貢献したいと思っていたからだ。彼はWWEに対して素晴らしい認識を持っていて、価値を作り上げてからバトンタッチをすることを理解している。彼は自分の意思でそれをやろうとしていたんだが、私はそれを受け入れられなかった。我々は素晴らしいテレビを作り上げた。でもそれは私たちの友情を犠牲にするようなもので、今は本当に良い状態にあると言いたいね」

友情の再構築について尋ねられたシナは、自分自身を見つめ直し、自分の間違いに気づかなければならなかったと言及しました。

彼はレッスルマニア28での試合に向けて、ザ・ロックのレベルまで到達しなければならないと感じたものの、それは間違った方法だったとしています。

「どんな争いごとでも、まずは何とかして自分の非を見つけることだと思う。私が悪いのだが、自分のやっていることも、彼のレベルまで到達しなければならないこともよくわかっていた。彼は自発的で、マイク・タイソン対モハメド・アリのように、私はマイク・タイソンでなければならないし、ロックはアリのようだったけど、私はパンチ・アウト(任天堂のゲーム)のグラス・ジョーみたいなクズだったね。自分の道を切り開くために、境界線を曖昧にする必要があった。WWEで試合があれば、映画のスタントと同じように彼らがパフォーマンスをすることは当然で、我々の関心事は安全にショーを行うことだ。それがマジックであり、何度でもできることやパフォーマーを信頼できることがマジックなんだ。言葉で問題提起しても何も変わらない。全ては楽しいことであり、ビジネスのためでもあるが、お互いに信頼し合うことが大切なんだ」

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